藤山直美さん主演の新橋演舞場公演「笑う門には福来たる ~女興行師 吉本 せい~」を観劇しました。
藤山直美さん、パワフルで大好きです。

◆あらすじ(公式HPより)◆
大阪は船場の荒物問屋“箸吉”に嫁いだ米穀商の娘"“せい”。 芸事三昧の夫に代わり、生まれたばかりの赤子を抱え店を切り盛りしてきたが、 やがて夫が芸人を集めて興行師の真似事まで始めて、店は傾いてしまう。 伯父の最後の援助を元手に、せいは夫と二人興行師として生きていこうと決意する。 三年後、寄席主となったものの、所詮は三流の端席と一流の芸人や世間からも冷たくあしらわれる 日々。 それでも「大阪中の人を笑わせ、きっと日本一の興行師になったる!」と励まし合い前向きに生き ていく。 寄席数も数十件に増えた頃、せいは奉公先から呼び寄せた弟の林正之助に、 全ての寄席を廻って有り金を残らず集めるよう命じた。 何としても一流寄席の仲間入りする為にも大阪一の噺家“桂春団治”に直談判して口説き落とさね ばならない・・・。 せいはその後も様々な苦難を夫婦二人三脚で乗り越え、そして夫が急逝してからも尚、 亡き夫の遺志を継ぎ、笑いの王国“吉本”を築き上げる。


今年の笑い納めのつもりでしたが、このお芝居は、笑うというよりは、吉本せいさん一代記を観に行く目的にすべきですね。

夫の死、好きな人(恋人?)の自殺、子供の死…いろいろなことがありすぎて、それを約2時間半にまとめるには場面展開が多く(場面が変わると亡くなっていたり…)、あまり心にどっしりと残るものがありませんでした。
笑いも藤山さんの仕草などで取るのですが、私としては、ここで笑っていいのかしら…と思える場面であったりして…いつものように大笑いできなかったので、消化不良の面ありです。
別れのシーンが書かれていれば、もっと感情移入できたのにな。
そうそう、ミヤ蝶美・蝶子さんの漫才が面白かったです。


上手いなぁと思ったのは、金竜亭の女将くら役の東千晃さん。綺麗で、台詞が聞きやすい。凛とした姿が女将役にぴったりです。後でプログラムを見たら、元宝塚の雪組トップ娘役さんなんですね。存じ上げずにすみません…。

市川月乃助さんは、藤山さんの舞台ファミリーといった感じですね。
準主役といった感じで、芝居がとても良かったです。

仁支川峰子さんも藤山さんの舞台で 見ることが多いですが、いつも強い女性のイメージですが、今回のような柔らかい女性役も良いですね。

川﨑麻世さんは、お芝居は回りのベテランさんから見るとまだまだですが、男性ですが、華を添えた感。
台詞がどうも棒で…。

あおい輝彦さん、林与一さん、石倉三郎さんは、感想を書くのもおそれ多い感じ。

大津嶺子さん、鶴田さやかさん、好きです。

藤山さんの自作「スーパー喜劇 かぐや姫」、今から楽しみ~♪