本日は「募穴」の応用ですが、
これだけは先に覚えておいてください。
それは「陰主陽従」
という言葉が陰陽論には根強く残されていますが、
これは、陰の氣が動き始めることで宇宙の創生したということから
始まった言葉です。
陰氣の動きは
遠心的なエネルギーに働くということから
ビッグバーン(拡張エネルギー)から
宇宙ができたと想像すれば
陰氣そのものの働きが
無形から有形を創生した・・・となり、
陰氣が主であらゆるモノが生まれたことを表すために
陰主陽従ができました。
この募穴エリアを調整することは、
陰の氣で処理するエリア活性が
生命力強化にもなるのです。
募穴(陰氣)は
五臓の氣の生命力を強化し
精神力を養いながら
解毒効果を高める(処理能力)が増すのです。
では、その五臓すべてを毎回l強化すればいいのでは?
と言われる方がいますがこれは間違っています。
なぜなら、人に個性があります。
その個性を出すのは、体内の五臓に入り出力している氣の流れが
関係しており、五臓すべて、同じレベルでない・・・という事実があるからです。
例えば、五臓には肝・心・脾・肺・腎がありますが、
そのエネルギーレベルが10点満点から
肝=5・心=2・脾=2・肺=3・腎=4
であった場合、
すべてに氣を入れても、
そのバランスは変わらないのです。
また、この個性バランスで生活をする方は
量的に多い5の肝の氣を個性に変え、
生活していきます。
つまり、
日々、使用しますので
肝の氣のレベルが
5から4時には
3や2のレベルに陥ったりします。
このレベルがすぐに引き上げればいいのですが、
落ちたままの状況で生活をしていれば
これが氣が病むという状況・・・病気となるのです。
つまり、個性は変わらない=使う氣は同じ。
これはだれもが同じですよね。
人のことを心配ばかりしている人は
今際の際であっても、まだ、人のことを心配しています。
それが個性であり、
どのような時代になろうとも、
それが氣の使い方なのです。