人馬転は間一髪で馬の下敷きにならずにすんだとはいえ、やはり当日夜から痛みが強くなり、土曜の朝には動けない有り様に😅 そこで、やはりこれは事前にPT(理学療法士)に一報しておいた方が良いだろうとオンラインでチャート開いたら、医師にしかメッセージを送れないことが判明。あ、でも待てよ、彼から名刺をもらってたよね?ということでそっちでeメールアドレスを確認して事故報告。


週明けの今日、朝一番でPTよりメールが。「3〜4日は辛いだろうからとにかく患部を少なくとも明日までは、何度でも氷で冷やしなさい」「抗炎症解熱鎮痛剤を飲んでいなさい」「今日からは筋肉のこわばりを防ぐために普通に動いて下さい」「動くことで痛みが増す、患部が悪化する、或いは痛みがシャープになるなら、肋骨はレントゲンを撮らないとかもです」「打撲の可能性が高いとは思う」というコメントでした。


で、実際のところ今朝は動きやすくはなっていたので、全く普通に過ごしました。


ところが夕方に、これまた“一歩間違えば死んだかも”の事件が発生💥






オリちゃんのお散歩の復路にてそれは起こりました。常々、危険ポイントとして警戒していた、丘上の区域と丘下の区域を連絡する長い石段。石段の上は生垣で死角になっております。だから私には見えなかった、、、。でもオリちゃんは匂いでわかるんだよね💦


彼が全く我慢出来ない、精神疾患の噂がある攻撃的なワンコ(レスキュー)がお散歩で接近していたのです!この2頭、宿敵です。


だからオリバーはいきなりその犬めがけて石段を横切り文字通りの丘を弾丸ダッシュ💨 これ、イングリッシュ・スプリンガー・スパニエルの特性でしょうか。先代オスカーも我慢出来ない相手に対しては吠えるだけでなく飛び込んで行く勢いでした。スプリンガーは、喧嘩は容赦ないという点に気をつけないといけないと言われているのです。今日のこれは強烈なリマインダーでしたね。


とにかく私は唐突に引っ張られて、そのまま芝の丘を引きずられて小走りどころか本走り。勢い余って前方に転ぶこと間違い無しな状態ですよ😱 滑りますしね。麻痺足は感覚鈍麻で地面をしっかり踏み締めることが出来ません。ということは踏ん張りも効きません(体幹も麻痺側は弱ってます)。


だけど、転ぶわけにいかない!放馬ならぬ放犬もするわけにいかない!犬を丘下の地面に到達させてはならない!


全部、相手の犬と自分の犬、そして自分の体を守るために必須です。が、止まらない!!ハッキリ言って、金曜日の乗馬中の人馬転よりも遥かに恐怖でした。「オリちゃん!オリ!!止まってぇ〜‼️」もちろん日本語。


幸いにして馬用の長めのナイロンの平たい引き手(持ち手はループで犬のリードと同じ形態)を使っていたので、長さの余裕により私は引き倒されることを回避出来ました。しかし長い分、衝撃緩和に繰り出した分を手繰り寄せるのは興奮した20キロ近い犬だと片麻痺の人間には難儀です(しかも筋肉の負傷したばかり)。冗談でなく、これで全て終わりだと思いました。でもここは、火事場のなんとやらで奇跡的な怪力を見せたフィオナです。


無事にオリバーを止めることに成功し、今度は私が彼を丘上に引きずり上げます。ここでは英語、「カムヒア‼️」石段の上に出て直ぐに緊急服従訓練の復習です。「座れ」「Stay」オリバーはステイ/待てが苦手😓 一瞬しか出来ないことが多い困ったちゃんなのです😮‍💨 とにかく今日は問題の犬が十分に離れるまでは石段の上で待たせました。頃合い見て石段を降り始めたら、半ばで空気の匂いをチェックして相手の位置確認していたので、ここでストップかけて🫷 しばし待ってから下まで降りました。






この事件は、オリバーが石段ではなく最短距離の丘を選択したことが幸運でした。石段なら死亡事故が発生したかもしれません。私の死亡に加えて犬の喧嘩。吹っかけたオリバーは処分され、、、という最悪の事態になるところでした。


助かった、、、のではありますが、金曜日の怪我はこの一件で悪化☠️ もうこれは新たにメールでなく、水曜日のリハビリ当日に『後日談』として自白することにします。右の上腕と胸郭がやばいです。腰痛も大復活💦


ダーリンには犬の散歩時は、あの石段は昇り専用にしろと言われました。問題の犬が向かった短い石段を下り専用にすれば転倒リスク軽減。しかも見通しが良い。「君は犬だけでなく自分の障害にも対応しながら歩いてるから手一杯で余裕が無い」「怪我が治るまでフルコースでの散歩しない方がいいかもよ」とも言われました。


とにかく本当に怖かった。真剣に対策考えないとです。