ずっとずっと不思議に思っていたのですが、それがこの春の馬上復帰後に確実に私の注意を引きました。私の鞍よりも、絶対に秘密がここにると確信したんです。






ということで、本を買って研究・お勉強を始めました。本当なら日本語で読みたいが、仕方ない。こう言う専門書はネイティブスピーカーなら誰でもわかるわけでなく、「これってどういう意味?」とダーリンに聞いても「・・・・汗」という反応しか戻ってこないことが多いダウン それでも頑張るフィオナ!



ハミの本!



これまでハミの種類とか、特にハミが種類ごとにどう働くのかなんてことはあまり注目してきませんでした。自分の馬を持っているわけでもなく、どのハミを馬に使うかの選択肢は私にはないですし、だいたいクラブの練習馬はどこへ行っても国境に関係なく基本的な水勒をつけているので、特にそこに注目して乗ってはきませんでした。たまに都合で違うハミが装着され「いつものより強いから気をつけて」で終わり。何がどう違うかの説明は国境に関係なくありませんでした。




確かに先生が言うように、確実に鞍の違いが馬の形に現れてはいます。そして私が過去に習ってきた乗り方の影響もあるでしょう。






上の2枚のうち最初のはウエスタンサドルで乗っていた最初の頃。手綱もウエスタンのトレイル用のナイロン製のロープです。馬はウエスタンの理想の形に丸まっています(いきなりこれができたのもまあ、驚きではあるんですが)。そしてその次は、馬場鞍で手綱はイングリッシュの水勒用のです。




でも自分の騎乗で起きている出来事は、絶対にハミに謎が含まれていると思う!!




そして驚愕の事実を知るのであった・・・叫び



これ、このハミ。Tom Thumbと呼ばれるものですが・・・大勒の一種なんだがちょっとヤバイです。すごいものを使っている自覚なしに乗っていた・・・馬に本当に申し訳ないです。


一応?拳の柔らかさにはそれなりの定評がある私なので、というかおそらく柔らかすぎなんだと思いますが、それ故に大丈夫といえば大丈夫なのかもですが、今後はハミのことを良く考えて乗らねばなりません。


ちょこっとハミの種類の確認のために先生に質問をしましたところ、「Tom Thumbだね。僕は水勒の方が好きだけど。これはテコのハミだよね。」との返答でした。うん、テコのハミ、つまり大勒の一種なのはわかっていた。先生自身は水勒が好きということで、やっぱり注意が必要なハミだ。



本を読んでいてわかったんですが、一見してブラックのTom Thumbはマウスピースがバーでなくシングルジョイントなので水勒の一種のように見え、それが大きな誤解を生んでいるということです。



イングリッシュ(ブリティッシュ)のライダーには関係ないですが、このシングルジョイントのシャンク付きハミは、水勒ではありません。Tom Thumbという大勒のバリエーションです!!水勒にシャンクはつきません。



でも私はこれは悪だとは言えない。これが確実に悪だったら、騎乗後に馬なこんな表情するかしら???






とうことで・・・後日にまた自分の状況に合わせてハミのことを少し書いていこうと思います。