西日本豪雨災害からもうすぐ2年となる今日、砂川決壊伝承碑の除幕式に出席。

岡山市東区にある砂川は、深夜の決壊で750ha・2230棟が大規模浸水したにも関わらず、消防団や地域の皆さんの必死の活動により、一人の犠牲者も出さなかった地域です。
この伝承碑は、その決壊箇所に、平島学区や地域の皆さんが、被害とそこから立ち上がった地域の力を伝承し、二度と災害が起きないことを願って建てたもの。
そういえば、あの渋野日向子選手も、この平島学区で被災され、そこから立ち上がって全英女子オープンで優勝を遂げました。この地域は、多くの「渋野さん」のような住民が立ち上がって復興を進めつつあります。
地域の皆さんの並々ならぬ尽力もあり、国や県の予算措置も得て、砂川も、改良復旧工事も進み、決壊地点は堤防強化の改良復旧工事も完了。残る東区金田―竹原までの7.2キロについても着実に進んでいます。僕も、地元議員として、砂川はじめ岡山の河川の安全に全力を尽くします。

熊本豪雨による球磨川氾濫のニュースを見て、２年前の砂川、僕が氾濫現場に立ち尽くした時の想いが蘇りました。被災された皆様に心からお見舞いを申し上げるとともに、砂川の復旧に力を尽くしたと同じように、私も与党の一員として、熊本の皆さんの復旧に尽力します。

「１００年に一度」の大災害が「毎年」起きている日本。いま内閣府の防災担当職員は約100名程度しかいません。防災省や緊急事態庁のような恒常的な国のしっかりした防災担当組織の設置を真剣に検討すべきですね。