転職活動において、業界の研究を行い、希望する業界の動向を知ることは
とても大切なことです。
今回は「保険業界 」についてレポートします。
|保険業界について
保険にはいくつか種類があり、
・生命保険や死亡保険など
人の生存や死亡に関して保険金を支払う保険は「第1分野の保険」
・自動車保険や火災保険など
交通事故・火災・地震・盗難などで生じた損害を保障する保険は「第2分野の保険」
・医療保険やがん保険、介護保険など
第1分野と第2分野の中間的な存在である保険は「第3分野の保険」
に分かれていましたが、
現在は規制緩和が進み、それぞれの境界があいまいになってきています。
生命保険会社が取り扱うのは、第1分野の保険と第3分野の保険です。
日本の生命保険会社では「相互会社」の形態が認められています。
相互会社とは、契約者同士がお互いを支え合うための相互保険を扱う会社です。
この仕組みは、相互扶助の精神が生かされるメリットがありますが、
その反面、素早い経営判断が下しにくい傾向にあると言われています。
そのため、最近では意思決定のスピードアップを図り
株式会社に組織変更する生命保険会社もあります。
生命保険の販売方法は古くから「対面」販売を主流としており、
充実した教育システムのもとで生保レディの営業や口コミで
販路を拡大させていました。
2007年12月、銀行等による保険販売が全面解禁されると、
銀行等で全ての保険商品を販売することができるようになりました。
現在では、多くの利用者が訪れる銀行は生命保険商品の重要な販売チャンネルと
なっています。
第2分野の保険は損害保険会社が扱っています。
損害保険会社では、交通事故、火災、爆発、自然災害、海難事故など、
さまざまな事故・災害による損害の補償を提供しています。
損害保険の保険料は、交通事故や火災などの発生確率と被害額を
過去のデータなどを元に統計的に算出し、適切な保険料を算定しています。
しかし、大規模な事故や災害などが起こった時には
莫大な保険料の支払いを求められる可能性があります。
そのため、加入者からの掛け金をさまざまな形で運用する以外に、
保険料の一部をほかの保険会社に加入することで、支払いリスクを分散させる
「再保険」の手法を用いて自社のリスク分散を図っています。
損害保険は「代理店」による販売が一般的でしたが、
国内の代理店数は減少傾向にあり、
今後も代理店の淘汰や再編は進むものと見られます。
|保険業界での主な仕事
[生命保険業界での主な仕事]
◎営業職
保険商品を個人へ販売する業務を行います。
◎アクチュアリー
保険や年金の料率設定、決算などに関わる保険数理・年金数理業務をはじめ、
商品開発、リスク管理分析、長期計画の策定などの業務を行います。
◎事務管理職
保険加入者の情報を取りまとめ、
保険証券の作成、契約事務、保険金や給付金の支払いなどを行います。
[損害保険業界の主な仕事]
◎資産運用職
加入者から預かった保険料を株式や債権の売買、土地などに
運用する業務を行い、企業財政の安定を図ります。
◎損害調査
事故・災害が発生したときに保険金がどれだけ支払われることになるか
算定する業務を行います。
◎システム開発
損害保険料の振込に関するシステムや代理店システムなどの開発を行います。
◎検査
主に金融庁が定期的に行う検査に対応する業務を行います。
|保険業界の今後
日本の生命保険業界は遺族保護をメインに発展してきました。
国民が支払う保険料は世界で4位、
10世帯のうち9世帯は保険に加入していると言われています。
国内市場では少子高齢化・人口減少により大きな成長が見込めないため、
国内外でM&Aなどが進み、大きな転換期を迎えていると見られます。
一般社団法人日本損害保険協会によると、
2019年度における正味保険料収入は8兆6094億円で、
このうち自動車保険は4兆1088億円と、全体の半分近くを占めており、
次に火災保険が1兆2806億円となっています。
収入の大半を占める自動車保険は、最近の若者の自動車離れなどによって
ニーズの縮小が懸念されています。
その反面、電気自動車の登場、自動運転の実現など
自動車環境の変化により新たな保険の誕生が期待されています。
また、地震保険やペット保険など第3分野の保険を強化して
増収を図る動きも盛んです。
生命保険・損害保険の両者に見られるのが、
インターネットを活用したダイレクト販売です。
契約者と保険会社が直接する保険契約は件数を伸ばしており、
保険契約をオンライン化することで業務の効率化を図ることができ、
コスト削減も期待できるということで、
今後もITシステムの拡充もは業界の課題といえるでしょう。
転職エージェントでは様々な業界と常にコンタクトをとっており、
最新の採用活動に関する情報を入手しております。
転職活動に関してお困りのことがございましたら、お気軽にご相談ください![]()
人柄マッチングの転職支援サービス おむすびドットコムの
LINE@です♪

LINE@でも
無料転職相談を受け付けています。
お気軽にどうぞよろしくお願いします♪

