売上増大、従業員の生産性向上を図るため、DX化を模索する企業の多くが
AIエンジニア人材不足に嘆いています。
コロナ禍においてもニーズの高いAIエンジニアについて、
AIエンジニアになるには？必要なスキルや知識は？待遇などについて
お伝えします。
AIエンジニアとは
AIエンジニアとは、AI（人工知能）技術の開発を行うほか、
AIに蓄積されたデータの解析をする技術者をいいます。
AIエンジニアはデータを機械学習で分析し、将来のAI開発に役立てるため、
ITスキルのほかに、統計、数学、アルゴリズムなどの知識も必要とされます。
AIエンジニアの仕事は、「機械学習エンジニア」と「データサイエンティスト」の
２つに大別されます。
機械学習エンジニアはAIに関わるシステムの開発に携わり、
データサイエンティストはAIが学習したデータを解析します。
AIエンジニアの待遇について
AIエンジニアはITエンジニアの中でも高年収といわれています。
その理由は、
・採用ニーズに対して人材が不足している
・専門性の高い職種である
・国内外を問わず高い評価を受けている
などがあります。
中国や米国をはじめ海外でもAI開発は進んでおり、
こうした場で活躍できるAIエンジニアはかなりの好待遇で迎えられ、
時に数千万円の年収になることもあります。
AIエンジニアに必要なスキル・知識
AIエンジニアとして働くためには、以下のスキルや知識が求められます。
・プログラミング言語「Python（パイソン）」でのコーディングスキル
AIエンジニアは主にプログラミング言語「Python」を使います。
AIによる機械学習はPythonライブラリとして提供されておりますし、
ディープランニングにもPythonが活用されています。
「Python」は、コードがシンプルで扱いやすく設計されており、
C言語などに比べて、さまざまなプログラムを分かりやすく、
少ないコード行数で書けるといった特徴のある汎用プログラミング言語です。
未経験からAIエンジニアを目指すならPythonを習得しましょう。
・機械学習やディープランニングに関する知識
機械学習はコンピューターにデータを読み込ませて、
アルゴリズムに基づいて分析させる手法のことです。
例えば、画像認識機能や将棋AIは機械学習のシステムを用いて作られています。
AIエンジニアはこうした機械学習ライブラリを開発に利用するので、
概念や基本的な知識を理解しておくことが必要です。
また、ディープラーニング（深層学習）はAIの発展を支える技術で、
人間が自然に行うタスクをコンピュータに学習させる機械学習のひとつです。
機械学習もディープラーニングも、AIがデータを元に特徴を予測したり
分析するプログラムなので、
AIエンジニアはその両者を扱うスキルを身に付けておくと良いでしょう。
・統計、数学、アルゴリズムなどの知識
AIエンジニアは大量のデータを扱います。
そのため、情報科学、統計学、アルゴリズムなどを横断的に扱いながら、
データ収集から分析までを行うためのデータエンジニア力が求められます。
また、クラウドサービスの知識、プログラミングスキル、フレームワークの知識
なども持ち合わせていると有益です。
AIエンジニアになるために
AIエンジニアとして特有の試験や資格はありません。
新卒からAIエンジニアとして採用される他、
ITエンジニアからキャリアチェンジ、他職種からのジョブチェンジも可能でしょう。
しかし、中途採用でAIエンジニアになるには、相当の実務経験が求められる場合が
多く、未経験での応募はそう多くはありません。
AIエンジニアとしての知識を習得するには、
・大学や大学院にて情報科学を専攻する
・AIコースのある専門学校に通う
・社会人向けのスクールで学ぶ
などの方法があります。
AI技術はさまざま分野で活用されており、
今後AIの開発・活用の場はますます広がっていくでしょう。
それに伴い、AIエンジニアの需要も拡大傾向が続くと見込まれます。
しかし現状では、AIエンジニアの数はこうした需要に追いついていません。
AIの技術革新スピードは目覚ましく、第一線で活躍するには
常に最新技術を取り入れ、自身の知識や技術をアップデートする
主体性も求められる、やりがいのある仕事でしょう
ウィズコロナが続く中、転職市場では先行きが見通しづらい状況です。
このような状況では「自分ひとりでなんとかする」には限界があります。
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転職エージェントを賢く活用することが得策です
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