看護師の中では常識とされていることも、

 

改めて聞かれると説明に戸惑ったり、

 

気になるけど忙しくて調べるひまがない様なことを

 

ご紹介していきます。

 

看護師の方もそうでない方もお役に立ててもらえたら

 

嬉しいです。

 

今回は【不整脈とペースメーカー】です。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

星不整脈とは

 

不整脈とは、脈の打ち方が正常ではないことを言います。

 

"正常ではない"とは、異常に脈が早く打つこと(頻脈)と

 

以上に脈が遅いこと(徐脈)との両方を指しており、

 

脈が遅くなる「徐脈性不整脈」、

 

脈がとぶように感じられる「期外収縮」、

 

脈が速くなる「頻脈性不整脈」の3つに細分化されます。

 

 

そもそも"脈"とは、心臓から押し出される血液の拍動が

 

血管に伝わって感じられるものです。

 

心臓は筋肉でできており、その筋肉にかすかな電気が流れて

 

興奮し、動く仕組みになっています。

 

不整脈は、心臓に流れる電気の異常や刺激が

 

電気の通り道をうまく伝わらないために起こるものです。

 

 

 

星不整脈の症状

 

脈の乱れは、常に症状が出る訳ではないため、気づかない場合が多く、

 

程度がひどくならないと自覚できないと言われています。

 

 

脈が異常に遅くなり、次第に途切れるようになってくると、

 

ふうっとなったり、めまいがしたり、

 

ひどくなると意識がなくなって倒れてしまうこともあります。

 

 

反対に、脈が異常に速い場合は、動悸がしたり、

 

さらに速くなると、吐き気や冷や汗、意識が遠くなるなどの

 

症状が出ます。

 

 

期外収縮は症状の出ない場合が多いのですが、

 

脈の飛ぶ感じや、胸部の不快感、きゅっとする胸の痛みが出る

 

場合があります。

 

この時、特徴として、痛みが胸の狭い範囲で起こり、

 

しかも一瞬または数十秒以内でおさまることが挙げられます。

 

 

何もしていないのにふうっとしたり、急に意識がなくなるようなことが

 

あったら、できるだけ早めに病院で受診してもらうことをおすすめします。

 

 

 

 

星不整脈の治療

 

不整脈の治療には、一般に薬物治療と

 

ペースメーカー、ICD(植込み型除細動器)、

 

カテーテルアブレーションなどの非薬物治療があります。

 

非薬物治療のうち、

 

ペースメーカーは、徐脈性不整脈に対して治療されます。

 

ICD(植込み型除細動器)は、脈が正常よりも早まる不整脈(頻脈)の中で、

 

心室頻拍、心室細動に対しての治療に使用します。

 

カテーテルアブレーションとは、

 

頻脈の原因となる心臓内の異常な電気刺激経路を、

 

カテーテルを使って焼き切り治療するものです。

 

今回はこれらの中で、ペースメーカーに着目してみます。

 

 

 

星ペースメーカーによる治療

 

 

心臓の中で、洞結節(心臓の上にある"自然"のペースメーカー)の異常により、

 

洞結節からの興奮が起こらない、または起こりにくい状態や、

 

刺激伝導系の途中が切れて、心室に興奮が伝わらないなどにより、

 

脈が遅くなる疾患に対しては「ペースメーカー」を使用します。

 

ペースメーカーは遅くなってしまった脈の代わりに、

 

心臓の外から電気刺激を与える装置です。

 

ペースメーカの植込み手術には、2つの方法があり、

 

鎖骨の下を通る静脈にリードを挿入して、心臓の中に到達させる方法と、

 

開胸により、心臓の表面に心筋電極を直接固定する方法があります。

 

 

星ペースメーカーの注意事項

 

ペースメーカーを植え込んだ状態での生活には、いくつかの制限があります。

 

日常生活においては、

 

まず、電車やバス車内での携帯電話については割と周知がなされていますが、

 

他にも家電量販店や書店・図書館などの万引き防止装置、

 

駅の改札の非接触型ICカード、無線LANシステム、

 

自動車のスマートキーシステムに対しても注意が必要です。

 

医療機関においては、

 

・電気メスを使う手術

・結石破砕療法

・放射線照射療法

・超音波療法、電気療法、ジアテルミー治療、

 電気利用の針治療、高周波/低周波治療

・MRI・X線CT

 

などが禁忌事項となっています。

 

ペースメーカーを植え込まれた方には、ペースメーカー手帳や

 

障害者手帳が発行されるので、常に携帯しておくと良いかと思います。

 

医療機関に従事される方々も、急患など意識がない状態で運ばれた場合など

 

直接的に確認できない場合は、治療痕や手帳の有無を確認していただきたい

 

と思います。

 

 

 

 

 

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