最近、娘が情熱を持って追いかけている対象物の一つがモンシロチョウです。
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全っっっっく、片付けとか、勉強とか、日々のルーティーンは一人じゃこなせないのに、蝶の調査に出かける事は忘れません
最初は「同じ川の土手でも、数100メートル移動すると飛んでるチョウの種類が違うね。」からスタートした活動ですが、今注目しているのはモンシロチョウの雌雄の数。
雌雄の弁別に夢中になっている時に、バランスに偏りがある事に気が付いたからです。
どうしてオスばかりなの?
娘が不思議でならないのはコレ。
それで仮説をいくつか立てました。
【仮説】
①メスが少なく生まれる。
②メスはオスより後に羽化する。
③メスは行動域が違う。
娘
「最初は①かな?って思ったけど、②が一番可能性高いかな。」
「キュウリとかズッキーニって雄花が先に咲き始めるでしょう?」
「オスが先に羽化してメスを待つんじゃない?」
②の仮説が正しければ今後メスの比率が上がってくることが予想されますし、変化無しであれば①③の可能性の検証の為にメスを探しに出かけるそうな。
なんか違うぞ?
毎日モンシロチョウを眺めていると、ふと違和感を感じて新たな疑問が出てきたりもします。
娘
「この公園にはオオモンシロチョウも住んでるみたい。」
「なんか大きくて、飛び方違うよね?」
「いつもの場所には全然いないのに。【いる・いない】の境目はどこなんだろう?」
風景の一部として蝶を見ていた時には、飛び方やサイズで違和感を感じる事も無く「チョウチョだ!」だったのにね。
人の意識って面白いです。
愛用品、いろいろ
あまり需要は無さそうですが、娘の虫捕り愛用品を公開。笑
ちなみに成虫に関しては即日リリースを基本としています。
去年、標本づくりの講習も受けましたが、虫ピン刺すのが怖くて標本作りには至っていません。
1 虫捕り網
網は2種類。
一つは大きくて長いタイプ。
もう一つは鞄に入れられるタイプ。
大きい網が娘の主力網。
蝶とトンボをメインに追ってる娘は、この網を気に入っていて、穴を開けるたびに補修して使っています。
軽くてコントロールしやすいみたい。
小さい網は出先で良いポイントを見つけた時等の非常用に携帯しています。伸縮式です。
あんまり使い勝手は良くないそうですが、素手よりはいいそう。
どちらもダイソーです。(220円かな?)
2 ケース
蝶の捕獲に使っているのは、こちら。
ゴムをはずすと…
バビョーンってなります。
鞄に入れておけるし、観察ケースより軽いし、翅が傷つきにくいのが良いです。
こちらもダイソーで220円だったかな。
3 図鑑
いつも持ち歩いているのは、この二冊。
一冊目は児童館の先生にオススメされたこちら。
二冊目はこちら。
植物なんかもそうなのですが、やっぱり北海道の図鑑が役立ちます。
昆虫全般の図鑑は、もう少し情報量が欲しいので買い増し?を検討中。
第一候補はコレ。
娘、図書カードいっぱい持っているので親に頼らず自分で買ってくれるそうです。
これも気になる一冊。
今年はマルハナバチのストーキングにもご執心で、数件のお宅特定に成功。
「こんなところに お家があったのね!ミス・マル!」
※娘はマルハナバチを「ミス・マル」と呼ぶ。働きバチはメスだからなんだって。
…って地面に這いつくばって蜂に話しかける姿はなかなかキテます。
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4年生になると、虫捕りに付き合ってくれる女の子は非常に少なくなってきました…。(「友達の弟」とかと遊んでたりする。)
若干心配になる親心もあるのだけれど、
「こんなにキレイなものってないもん!」
…と、虫や植物と戯れる姿は眩しくもあります。
多くの感動のあるシーズンになりますように!