本当は秋に予定していた庭の巣箱掃除を、先日やっと行いました。
おうちを拝見
娘
「開いたよー!」
画像は屋根が外せるタイプ。
全体がよく見えます。
白い獣毛と苔が丁寧に敷き詰められ、フカフカ!
子育てしていたのはシジュウカラです。
個性が出るのは獣毛で、白い時もあれば、茶色系の時もあり、という感じ。
ペットのものなのか、家畜のものなのか、野生のものなのか…。
獣毛以外だと「農業用ネットかしら?」という物が混じっている事もあります。
今回は謎のピンク色のフワフワが混ざっていました。
娘
「あんな小さいシジュウカラが、こんなにフカフカなベッドになるまで何度も何度も運んでくるんだもんね。愛だよね。」
何か出てきたよ。
毎年シジュウカラファミリーが巣箱を使いますが、彼らはとてもキレイ好き。
基本的には、巣を取り出して中を掃き出せば掃除は終了です。
娘
「お母さん、見て!」
※青いのは娘の軍手。
※娘、軍手は綿よりゴム推し。
わぁー!
マット状の巣を取り出すと、下からコロンと古そうな卵が出てきました。
何らかの事情で孵らなかったのでしょう。
2つ出てきました。
大きい方が13mm くらいかな?
図鑑で読んで、紙粘土で実物大の卵を作ってみた事もあるけれど、やはり実物を前にすると「うわぁ!」と声が出ます。
小さなシジュウカラが産んだのだから当たり前なのでしょうが、私も娘も小ささにびっくり!
小さな卵を実際に見た感激と、孵れない卵もあるんだな…という現実と。
※卵が出てきたのは初めて。
興奮状態から、徐々に冷静になってきた娘は何とも言えない表情をしていました。
無事に巣立ちますようにー!
今年の冬はお誘いを頂いて、数年ぶりに新しい巣箱(三棟目)を作りに行きました。
巣箱の先生によりますと、鳥達が子育てを開始するのは雪解けしてから。
でも、冬の間に「いい物件はあるかな?」と家探しを始めるのだそうです。
今はちょうどその時期。
自然環境が厳しい時に、一時的に使う事もあるのだとか。
「だから秋のうちに掃除をするのか!」
…と、今更納得。(春までにやれば良くない?って思ってた。)
現時点では古い2棟の内見客が多く、気合を入れて作った新築の人気がイマイチで娘は若干不服そうです。
娘
「ナチュラルテイストのおしゃれハウスなのに!」
今年は、何組のファミリーが巣立っていくのかな?楽しみです。