昨日の『美しい国へ』で触れた件。
加藤紘一氏が小泉チルドレンに説教をしたようだ。
現在の世を『市場原理主義の敗北だ』といってそれをするという話しだけは読んでいた。

市場原理とは、私たちの日々日常の各パートパートに存在するメカニズムだ。
これに“主義”を付けると... どうやら「社会はそのメカニズムで全て解決できる」という政治思想になるようだ。
ここの部分については、55では渡辺美樹(ワタミ)さんの教育論で批判している。
“市場原理でも解決できる”.... この場合、その解決方法はハナっからベストの解決法ではないことを表している。

そして何よりまず重要なのは、市場原理主義の世など未だ訪れていないということ。
訪れてもいないことに声高で批判する姿勢は、何よりもまず悪徳だろう。


「市場メカニズムで全てを解決する世」
・・・・そんな世があったか?!!


いい加減にしてもらいたいヽ(`Д´)ノ
社会の一部でそのメカニズムが重用されているという場合、それはそもそも社会とはそういうものだ。
取り立てて象徴付ける特性ではない。

市場メカニズムというもの自体が否定されているのならば、それはもう共産主義だろう。
社会主義とは計画統制全体主義のことであり、そのメカニズムを活用すること自体は何ら否定されてはいない。

何主義でもいいのだが... まず私たちは、そんな主義を基に行動などしていない。
そしてより良い手段を差し置いて、○○主義に基づいた手段を優先させなきゃならない根拠などどこにもない。(市場原理主義の権化ミルトン・フリードマンでさえ、「まずは、より良い手段を選択しなければならない」と言っている!)

重要なのは、①何を問題として取り上げるか ②それは社会政治が対策を施すべきか ③それについてのベストな方法は何か であり、その重要な視点においてどこにも○○主義は関係がない。

それとも.. 多くの人は○○主義・思想に基づいてそれらを判断しているというのだろうか・・・ バカな┐( ̄ヘ ̄)┌ それこそ最も愚かな方法だろう。(ある学説が大変に評価されているとして・・ 学説を国政に活用していくのが望ましいのかどうかは一切説明されていない。)
そして“方法”つまり手段において、何を選択するのか?こそが、その人の人間性を表している。

逆に、○○主義に基づかない判断とはどのようなものか?
それも本来一律に規則性を探すことは重要ではないが・・ 特徴を抽出してみよう....

それは結局、「何を問題とするか」にすべて表れている。

社会にあらゆる現象が存在している中で、何かを問題としてわざわざピックアップする時点で、それは大いに判断されているということになる。
①身の安全・安心 ②暴力という理不尽 ③利益の偏り ④不平等な仕組み
①②に根拠なんていらない。つまりそれだけで根拠がある必要は否定される。③・・勝手にしてくれ。④・・ではそれを修正するなり、そもそものルールを全廃するなりしたらいいだろう┐( ̄ヘ ̄)┌
さあ、どうだ・・ どこに○○主義が関係している?


現在の問題とは、【投資-事業-消費】という経済サイクルの中で投資だけが肥大化してしまっているということにある。金で金を増やしても... それは結局何も生まない。CDSだって、普通に日経225ミニだってオプションだってFXだって・・・ それらは本来投資対象は存在していないようなものだ。商品先物や不動産の暴騰も“余ってる”という金が引き起こしている。実経済に関係のない市場が広がっていけば、実経済が疲弊することなどあまりにも見えている。これは投資-投資-消費だ。投資とは一昔前で言えば全て貯蓄のことであり、つまり貯蓄が膨らみ続けて一体何が実社会と関係する?
問題なのは市場メカニズムじゃないだろう?
金融派生商品というものが認められることのほうがまず問題だ。そしてより深刻な次の問題とは、事業投資にお金が回らないことにある。そして最も深刻な次の問題とは、金の使い道がとてもじゃないが真っ当とはいえないところに金が集まり続けていることにある。要は、金を金足らしめる「モノを買うための対価」としての金を得たい人間に金が回ってこないことにある。それは実業投資に金が回らないことから起こっている。そしてそれは、金を使わないことにも関係している。※55は別に市場原理主義ではないよ、念のため。そんな妄想は社会政治とあまり関係がないと言っている。

では何故?
何故、市場原理主義が問題だとなるんだ???
これでいけば事業を強化していかなければならない。ところが、未だに事業は縮小方向の対策が加えられていく。・・・まるっきり逆だ。

いい加減... 妄想で人を説教するような人間を降ろしてくれ。