昨晩は、研究に関連する用語を国会図書館サイトで検索して、関連書籍を精査していました。研究に関連する書籍が数点、県立図書館に所蔵されているとのことで、正午過ぎに伺いました。車庫から計5点、書籍等を借用しました。
夕方近くまでいましたが、多くの学習スペースは老若男女にあふれていました。スペースの不足を感じるほどでした。幸いにも席を確保し、国語辞典を引きながら丁寧に読み、ノートにまとめました。良き思考もあり、実り多き時間でした。
ちなみに、本日読んだほぼ全ての資料は、延藤安弘先生が書かれたもの。「まち育て」や「自発協働」、「私発協働」の概念に関して多くの学びがありました。今後も、丹念に読み込んで、各種概念の精緻化したいと思います。
図書館を出ると、遠くから風に乗って、金木犀の香りがしてきました。「秋だなぁ」とその香り、そして風の冷たさに感じました。
台湾関連のメルマガに登録しているので、様々な情報がメールに届きます。本日届いたもので興味深かったものがこちら。
台湾の「インド太平洋戦略シンクタンク」さん、「台日産経友好促進会」さんから「台湾米 台日共助が香る」が10トン寄付されたようです。そのお米を、学校給食で振る舞ったとのこと。日台の関係性の深さがうかがえますね。
ただし、国民の食を満足に賄えないのは恥ずかしいことです。いくら国際貿易が盛んになったとはいえ、自国生産がベースにあってこそ。二宮尊徳は「農は万業の大本なり」と説き、農村振興に努めたと言われています。
また孔子は『論語』のなかで、政治の要諦として「十分な食料」「十分な軍備」「民の信頼」を挙げています。日本の政治が重視しているもの、そして不足しているものはなんでしょうか。今一度問いたいものです。

