電車に乗って彦根市へ。長い移動中はには読書が1番。宗野先生から頂戴した書籍を読み始める。「公共性」は永遠のテーマだ。
大学直行バスに乗車して滋賀大学へ。台湾人や中国人の大学院の先輩方と再会。陳先生ともお話しすることができた。
台湾研修オリエンテーションでは、詳細な日程等が説明された。英語学習を加速化したいと思う。非常に楽しみである。
「たぬきが食うたぬき」と言われかねないが。大学から彦根駅行きのバスに乗り、彦根市役所へ。田島一成新彦根市長が誕生してから、初めての議会傍聴であった。僅差での新市長誕生であり、市長に厳しい議員も一定数いる。馬場和子議員の一般質問を傍聴。
馬場議員は、以下、大項目3つにつき質問を行った。1.議案第77号 彦根市副市長の選任、2.市長公約である「対話と共創(共に創る)、3.彦根城の世界遺産登録推進の現状と今後の方向性。
田島市長に関しては、前市長に比べて答弁が不慣れであったが、就任間もないため、これから改善されるものと思われる。一方、「対話と共創」の質問に対する答弁は天晴であった。「対話が、市民参加や市民参画のアリバイづくりではいけない」という趣旨の発言である。まさにその通りであり、強く共感した。対話は手段であり、その先の具体的なアクションが重要である。
馬場議員のユーモアを交えた議会質問は毎度のことながら勉強になるし、傍聴していてたのしい。飽きさせない内容だ。再質問も5回程度しており、議論を深めようとする姿勢はまさに他の手本だと思う。再質問は、原稿を読むのではなくて、自らの言葉で話す必要があり、議員力が試される。また、全議会に対しては、「音読会」からの脱却が求められている。