【1】彦根市長選挙の選挙広報
滋賀大学が所在する滋賀県彦根市において市長選挙が告示され街宣活動やSNSを通じた発信などが活発化しています。【1】には、和田候補と田島候補の選挙広報を掲載しました。
和田候補は現職であり、1期4年にわたる市政運営の評価が下されます。先の東京都知事選挙では石丸伸ニ氏を熱烈に応援。同氏を「1日彦根市長」に任命するなどかなり親密な関係。今回の選挙でも、初日から応援弁士に訪れていました。
田島候補は元衆議院議員で、元環境副大臣を務められました。また前回の参議院選挙にも出馬し、彦根市内で22,347票を獲得(得票率48.6%)しており根強い支持があります。和田候補からすると最も手強い敵陣でしょう。
私は国会議員、県議会議員、彦根市議会会派の支持がそれぞれ割れているところに注目しています。彦根市議会には令和5年7月25日現在、7つの会派があります。最大会派は創風会(6)であり親市長派で、自民党系。続いて公政会(4)であり厳・慎市長派(厳しい姿勢、慎重な姿勢)で、自民党系。夢みらい(4)、慎市長派で民主党系。親政クラブ(4)、親市長派で自民党系、公政会から分裂。
和田候補には創風会、親政クラブがサポート。一方、田島候補には公政会、夢みらいがサポート。加えて県議会議員では、自民系の谷口のりたか氏(元市議で公政会所属)、民主系の中沢けいこ氏が支援しています。要するに、自民党系議会と県議会議員が分裂しているということ。市長選のみならず、今後の議会運営にも注視していく必要がありそう。演説会などがあれば参加しようと思います。
投票済証にひこにゃんが使用されるそう。これは、投票率向上にどれほど効果があるのか。後に是非とも検証してほしい。国内外から人気のあるマスコットだけに期待できそう。
【2】各務原市長選挙の選挙広報
他市と比較すると面白い。浅野候補のものは、令和7年度予算とも通ずるものがある。両候補ともプロフィールは無し。また、年齢の記載もない。そして、一枚に投票日の情報も掲載されている。比較的シンプルな印象を受ける。
やはりこの景色が好きだ。
文通相手から短歌が届きました。春らしく、鳥が囀る穏やかな情景が浮かびました。ただ、そこに一抹の寂しさがあり歌の深みを感じました。私も歌を考えようと思います。