本日は令和7年第1回定例会を傍聴。


 10時に開議され、城戸隆志議員(日本共産党各務原市議団)、古川明美議員(市民派・チームみらい)、波多野優子議員(日本共産党各務原市議団)、古川明美議員が質疑を行った。


 質疑に引き続き各会派の代表質問が行われ、政和クラブからは仙石浅善議員が、颯清会からは池戸一成議員が、市議会公明党からは黒田昌弘議員が、市民派・チームみらいからは古川明美議員が順番に質問を行った。


 池戸一成議員の代表質問を傍聴すべく準備していたがちょうどオンライン面談と重なりオンラインで前半を傍聴。急足で議場に向かい後半を傍聴した。大きくは市議選でも述べておられた(1)学校適正規模・適正配置、(2)休日診療所の場所について質問がなされた。



 弟からもらったネクタイを締めて、通院のため保育所を休んだ妹と母と大学生の妹と一緒に昼食を食べにいった。食後、帰宅して再び市議会へ傍聴をしに伺った。


 午後からは一般質問が行われ、指宿真弓議員(政和クラブ)、岩田紀正議員(颯清会)、城戸隆志議員(日本共産党各務原市議団)が質問に立った。特に気になった質問と答弁について以下にまとめる。


Q.【指宿真弓】議員

1.かかみがはら支援学校の開校を控えて

(2)開かれた学校を目指して今後の地域開放はどのように展開されるのか


A.【丹羽章】教育長

▶︎体育館、グラウンド、図書室の開放。インクルーシブ遊具が設置されている公園の休日を含めた開放。ひばり喫茶の運営。


 図書室には文字を読んだり、本の内容を理解することが苦手な人がやさしく読めるよう、写真や絵、分かりやすい文章、ピクトグラムなどを用いて内容が分かりやすく書かれている本であるLLブックが多く収蔵されるそう。実際に私も行ってみたいな。


Q.【岩田紀正】議員

2.取水井の深さとPFAS濃度の関係

(1)三井水源地の13本の取水井の深さや不透水層の位置と、PFAS濃度との関係にどのような傾向が見られるか

(2)既存の取水井より深い位置で取水することで、PFAS濃度が低い水源を確保できないか

(3)三井水源地周辺の鉛直方向の地下水の水質と不透水層の位置の調査はいつから行うのか

(4)三井水源地以外の水源地の取水井でも、必要に応じて深い位置から水を採取してPFAS濃度を低減してはどうか


A.【遠藤徹】水道部参与

▶︎ 三井水源地周辺の鉛直方向の地下水の水質と不透水層の位置の調査はいつから行うのかについては4月からの予定。深い位置ほどPFASの数値が低い可能性はある。


 岩田議員の質問は教授かな?と思うほどの緻密な分析のもと行われており勉強になった。対決より解決と国民民主党の玉木代表は仰るが、まさにその通り。現実的な解決策を検討して質問している姿がみられた。


Q.【城戸隆志】議員

2.中学校の副教材の無償化

(1)小中学校の副教材無償化について、ドリルや資料集、実験キットなど、学校側で選定する副教材費を無償化することについて市の考えは

(2)使用頻度が少ない教材、裁縫道具や習字道具などを学校の備品扱いとすることはできないのか


A.【丹羽章】教育長

▶︎(1)副教材の選定は学校長の責任によりなされているものである。現状、副教材費を無償化することは考えていない。

▶︎(2)そろばんは小学3年生と4年生の約20時間、一方習字道具は中学3年生まで使用するものであり、使用頻度や備品としての管理などを具体的に判断する必要がある。


 非常に面白い質問だった。城戸議員は公立学校の教員を勤めていた経験があり、現場における現状を踏まえた質問であった。学校によって備品の基準が異なり、A学校では竹刀を保護者が購入し、B学校では備品の竹刀を使用するなんてことがあるらしい。


 私は竹刀を体育の授業のために購入したことはなく学校によって差があることを初めて知った。確かに学校間で備品に関する基準が曖昧なのは避けるべきだ。不公平感を産んでしまっては公教育に支障をきたす。改善を求めたい。