今朝は中河原駅から京王線・高尾山口行に乗車して、高尾駅に向かいました。さて、本日の目的地はどこでしょう?

 


 こちらは甲州街道です。道の両端には、ケヤキが植樹されており、四季折々の自然の美を楽しませてくれます。このけやき通りの欅は、昭和30年代後半に東京五輪開催に向けた整備が進められ、その際に植樹されたものです。


 詳しくは、関東地方整備局が作成したレポートをご覧ください。( https://www.ktr.mlit.go.jp/ktr_content/content/000864830.pdf )



 本日の目的地は、「武蔵陵墓地」です。こちらは、皇室の墓地であり、大正天皇・貞明皇后、昭和天皇・香淳皇后が眠っています。



 参道は背の高い木で囲まれており、まさに「誘われる」ようにして奥へ。霊魂を感じさせんという、強烈な気配を全身で受けながら。



 恐れ多くてなかなか前進できない。撮影するのも恐ろしいので、ちょっと左にずれて遠くから。私は、神社でも左にずれて遠くから撮影するようにしています。また、「正中」を避け、「左進右退」で本殿に向かって左手から進み、右側を歩いて退きます。



 「正中」については、上記にてご覧ください。また、「神社検定」なるものもありますので、ご関心があればぜひ。



 こちらは、大正天皇多摩陵(たまのみささぎ)。



 こちらは、貞明皇后多摩東陵(たまのひがしのみささぎ)。



 そして、昭和天皇武蔵野陵(むさしののみささぎ)。



 香淳皇后武蔵野東陵(むさしののひがしのみささぎ)。



 先の尖った針葉樹林が丁寧に管理されている。私は、広葉樹林よりも針葉樹林が好き。お互いに気を遣いながら日光を分け与えながら。冬の寒さにも負けず、しんしんと降り積もる雪にも耐える。



 今日は、快晴。


 今年は、昭和100年。そんな年に昭和天皇とお話ができ大変嬉しい。昭和天皇は、「大元帥」を経験し、「象徴天皇」をも経験した唯一のお方。


 昭和はまさに激動の時代であった。大正から昭和への移行期。農村不況、世界恐慌、労働争議、2つの大戦。戦後の高度経済成長と、バブルの崩壊。停滞の時代へ。社会、政治、文化。あらゆる側面において多くの変化が起きた時代であった。



 JR線に乗りかえて国立駅へ。旧駅舎がお出迎え。



 目的地は「一橋大学」。社会科学を学ぶ者にとって一度は憧れを持つであろう大学のひとつ。1875年、森有礼が私塾である「商法講習所」を創立。これが一橋大学の源流である。この設立には、渋沢栄一や福沢諭吉が協力している。


 旧制専門学校である、高等商業学校(高商)の嚆矢である。この東京高商(1887年)にはじまり、神戸(1902年・現神戸大学)、山口(1905年・現山口大学)、長崎(1905年・現長崎大学)と続く。言わずもがな、我らが滋賀大学も1922年に創立された彦根高商が源流である。


 また、台北(1919年・現台湾大学管理学院)や京城(1922年・現ソウル大学)、大連(1936年に私立として誕生日、1941年に官立)など大日本帝国下にあった地域でも設立されている。



 一橋大学附属図書館。



 兼松講堂。



 国立駅から立川駅に戻る。奥にはモノレールの駅。



 目的地はIKEA。あれ、昨日も行ったけどな笑い泣きアップルサイダーとチョコレートを購入。



 立川市は多摩地域屈指の商業都市である。人口は2025年1月1日時点で、185,339人。面積は24.36㎢である。



 高島屋と伊勢丹が隣接とは悍ましい。



 国立市の徳田書店。地下が専門書のコーナーになっており、大興奮しながら良さげな本を探す。ハンナ・アーレントの『過去と未来の間』を購入。



 今晩は鍋だ。



 これがIKEAで購入した品々。


 19時から21時まで、旧イデオロギー研究班のメンバーで議論を交わした。3月3日には研究会で報告する予定だ。主権者教育に関連して、2022年から導入された「公共」という科目に着目し報告する予定。非常に楽しみだ。