滋賀県高島市の福井市長が4選不出馬を表明されました。ライブ配信にて早速情報を入手したところであります。高島市を知れば知るほど、福井市政を知ることにもなり、種々の課題に実直に取り組まれてこられた方だなと感じました。
まだ高島市には課題があります。来年1月の選挙では事務局長として北川候補をお支えする立場です。福井市長も北川候補も「高島を良くしたい」という想いは同じであると思います。福井市政への感謝を持って選挙戦に臨んで参ります。
さて、選挙といえば衆議院選挙の日程について石破茂総裁から「10月27日投開票」というお話がなされました。総裁選挙期間中は、早期解散を否定されていましたが、最速での解散とのこと。やはり政治は分かりませんね。
ただ、選挙が行われることは決定しましたので色々なところで様々な動きがなされるのだろうなと思います。1人の政治家志望者として、日本の国家運営に携わることを志望する者として、何よりも1人の日本国民として積極的に関与して参ります。
本日は、14時から健太郎の市議会議員インターンシップ報告会に参加。私がEssex大学で学んでいる間、彼は市議会議員さんに受け入れをしていただき、インターンシップに参加していました。
福祉政策について、特にダブルケアについて質問を考え市議会での質問に繋げたとのこと。日々の鍛錬の成果が発揮できていれば幸いです。活動期間中に感じことを率直に報告していました。
政治について関わる方法は様々あります。政治への関与は私の研究テーマでもあります。「選挙」というのが最も身近な政治参加かもしれません。そして、健太郎が市議会議員インターンシップに参加した、これも政治参加のひとつの例でしょう。
また、デモに参加すること、最近であれば新総裁について話すこと、政治的なテーマを議論すること、もしくはバイコットをする。そんなことも政治参加のひとつでしょう。政治=悪、政治=汚、というネガティブな印象や、政治家=神様、的な過度な神聖化は変えていく必要があると感じます。
繰り返しますが、ジャン=ジャック・ルソーは「自由な国家の市民として生まれ、しかも主権者の一員として、わたしの発言が公けの政治に、いかにわずかの力しかもちえないにせよ、投票権をもつということだけで、わたしは政治研究の義務を十分課せられるのである。幸いにも、わたしは、もろもろの政府について考えめぐらす度ごとに、自分の研究のうちに、わたしの国の政府を愛する新たな理由を常に見出すのだ。」と述べました。
ルソーは「国の政府を愛する新たな理由を」と述べましたが、私は「国を愛する新たな理由」と述べたい。一人ひとりが市民として政治に関与することで、その地域を愛する理由を見出すことができると思うのです。政治参加するということは、決してハードルの高いものではなく、決して「意識高い系」と揶揄されるものでもなく、市民としてその地域を愛する理由を見出すものなのです。そして、間接的に「問い」続けることで、現状に不満や不安があればそれはなぜなのかを考えることともいえるでしょう。
湖岸でのんびりと読書。台湾について研究できることは私にとって大変幸福なことです。沢山の仲間たちに支えられながら過ごした台湾。私の友人らも台湾へ何度も何度も足を運んでいます。台湾を研究し、台湾を愛する新しい理由を探すのです。
ある歴史学者が言いました「僕はよく『先生は日本が嫌いなのですか?』と言われる。しかし、好きだからこそ批判はするし、好きだからこそ嫌な部分も目を背けることなく研究するのだ」と。私も博士前期課程の研究者の卵として、「問い」続けたいと思います。