On the night of Christmas Eve
Today, we are spending peaceful times with candles.
【mijn monoloogu】
今日は、イブでした。
ヨーロッパではじめて過ごすクリスマスはいかがなものか・・・きっと盛り上がるんだろう。。。と思っていましたが、
とても静かです。
シーーーーンと。
聞けばイブ、クリスマスは家族、親族で集まり、みんなで同じ食卓を囲んで食べて、飲んで、おしゃべりして・・
楽しむのだそうです。
パーティーへゴーーっ!なーんてことはないんだとか。
マーケットもお店も、この日はみーんなクローズなので、街へ繰り出す車も人もいません。
みんな愛する人と一緒に、お家でのんびり過ごす。。これがオランダ流なんですね(^^)
昨日友人が町中でゴズペルを歌うというので、見に行ってきました。
とても上手・・・素人とは思えなかったです。
さて、そんなイブにちょっと心にしみたエピソードがあったので、ご紹介します。
そろそろ夕食の支度を・・とおもっていた時、家のベルが鳴りました。
私はキッチンにいたので、旦那が出て行きました。。。
数分しても戻ってこないので、何かあったのかと思い、私も玄関へ。
その時ドアが閉って、旦那がもどってきたところでした。
聞けば男の子が2人、新聞屋の広告が入った来年のカレンダーをもってきたのだそうです。
これがそのカレンダー・・・小さいね。
1人は小学5年生ほど、、もう1人はそのお兄ちゃんの周りでふざけて遊んでいる小学3年生ほどの子供。
旦那はありがとうとそのカレンダーを受け取りました。。。しかし、彼らはもじもじして、、なかなか帰りません。
ピンっときた旦那は、「お金を支払う必要がありますか?」を聞きました。
「if possible・・・」(できたら・・・)
旦那が1ユーロづつ、彼らに支払うと、屈託のない笑顔でありがとう!と丁寧に挨拶して行ったそうです。
イルミネーションもこれだけです。。。貧しい人のことも考えて、あまり派手にはしないのだそうです。
アルバイトなのか、、ドネーションなのか、
イブの日になぜ働いているのか・・・私たちには分かりません。
でも、彼らなりに一生懸命やっていることに私たちは口出しは無用です。
先日、オランダユニセフに所属している人とお話しする機会がありました。
オランダはまだまだ貧しいのだと。。彼女は話してくれました。
私の隣のおばあさんは、毎月10ユーロユニセフに寄付しているのだとか。
助け合いながら、生きていく・・・。
当たり前のことかもしれないけれど、日本人の私はどこまでそれを理解していたでしょうか。。
さて。
私たちは、まだ家族といっても私と、旦那の二人。
ちょっとさみしい気もするけれど、こうやって平穏に過ごせ、年を越せることに感謝せずにはいられません。
世の中の人が、みんな幸せで過ごせますように・・・。