出生前診断① | 歳の差13歳。年下夫との生活

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13歳下の夫との日々や、自分の思いを書いています。大して面白いことは、起こりません。

こんにちは、はなですガーベラ

 

 

今回のテーマは「出生前診断について」です。

かなり賛否がわかれるテーマなので書こうか迷ったのですが、私と同じように悩む人の、何か少しでもヒントになることがあればと思い書くことにしました。

 

私が通っている病院でのことになりますので、医療機関によっては対応が違う部分もあると思いますのでご了承ください。

 

私たちは、2年位前にゆるーい妊活をしていたときから、出生前診断を受けるつもりでした。

主な理由は、私の年齢です。ダウン症候群の確率は高齢出産となる35歳で1/385、39歳1/137、41歳1/82

そして、43歳の妊婦は1/40と、どんどん確率は上がっていきます。

 

 

私が受けたのは「NIPT」という検査で21トリソミー(ダウン症)、18トリソミー、13トリソミーの染色体疾患がわかる検査です。トリソミーというのは、通常は2本の染色体が3本になることだそう。

日本では10年くらい前から始まった比較的新しい検査で偽陰性率は0.1%以下とのことでした。

 

妊婦の血液中にある赤ちゃん由来のDNAに染色体疾患があるかを調べる検査なので、採血だけでできる安全な方法です。

NIPTは確定診断ではないので、もし陽性が出た場合には羊水検査で確定診断を受けると説明を受けました。

羊水検査はお腹に針を差すので、0.1~0.3%の流産のリスクがあるそうです。

 

同じく血液検査で母体血清マーカーという方法もあるそうなのですが、妊婦の年齢が上がるとどうしても確率は高く出るので、私くらいの年齢の人はやっても意味がないと言われましたあせる

 

私の姉は、上の子の時にやったからと深く考えずに下の子でもこの検査を受けて、1/20という結果が出てしまい、羊水検査をしました。上の子の時より年齢が上がっているので当然結果も悪くなるわけです。


結果は陰性でしたが、あんなに気軽に受けなければよかったと話していました。

 

 

NIPTのお値段は受ける場所によってマチマチなようで、私の病院では138,000円でした汗

もちろん保険適用はありません。高いけれど、安易に検査を受けさせないようにするためというのもあるのかなと思います。

 

NIPTを受ける場合には、医師による事前カウンセリングがあり、夫婦ふたり揃って受けてくださいと言われました。

 

陽性が出た場合には、そのまま羊水検査に進みプラス10万円。

NIPT検査代には羊水検査時の入院代が含まれていると言っていた気がします。

陰性だった場合には必要無くなるものですが、先に払っておくらしいです(理由は忘れた)

 

羊水検査は16週以降にしか受けられないので、赤ちゃんを諦める場合には「中期中絶」に該当し、先生の言葉を借りると「下から薬を入れて子宮口を広げて出産する」のだそうです。4泊5日の入院が必要で、60万円くらいかかると言われました。

役所に死産届を提出し、けんぽにも死産だったという届け出をすると、通常の出産と同様に「出産育児一時金」が50万円出るので、実質負担額は10万円くらいとの説明でした。

 

先生からはダウン症の子もたくさん診ている小児科の先生の話を聞くこともできるので、必要があれば言ってくださいと言われました。

陽性が出たらどうするかを聞かれたので、諦めるつもりでいるということも、このカウンセリングの時に伝えました。

 

カウンセリングの先生は極めて淡々と障害についての説明をしてくれて、冷たくもなく、意見を押し付けることもなくフラットに話してくれたのがとても有り難かったです。

説明のあと、「もう十分話し合ってきたと思うけど、今日の話を聞いた上でもう一度夫婦で話してください」と二人になる時間を10分くらい取ってくれました。

 

カウンセリングの最後に、NIPT検査を受けるか意思の確認があり、私たちは受けることにしたので、その日に採血をしました。

ここから17日後に検査結果を聞きにいきました。

 

次は、私たちがどう決断したかなどを書けたらいいなと思っています。