入院中に読もうと思っていた短編集の小説。
結局入院中に何話か読み始めたものの
手の中に転がすだけの時間も多く、今日読み終えました。
数年前に読んだときは何もしっくりこなくて数篇読んで本棚に戻しだけれど
いざ入院のお供を選ぶ際は、この本のタイトルが今の私にぴったりかも、と思って手に取りました。
おかげさまでこの本を読むとき、穏やかな心地よい時間を過ごし療養できました。
あとがきを読んで
吉本ばななさんがどうやら若い頃はご自身の体にあまり関心がなく「頭でっかち」だったことや、やがて倒れてしまい、体質改善をされ、この本を出版されるとき38歳であったということ、
そのまま私にも当てはまることに驚きました。
記念の本になりました。