ごきげんいかがですか?なつこです。

 

はるこを育てている間に

「私って本当に傲慢な人間だな」

と思うことが何度もありました。

今回はるこが不登校になって、また思うこと多々あり。

行き渋りはあっても不登校は無関係だと

勝手に思いこんでいたから。本当に傲慢な母。

 

はるこはいじめに関わることがなく(人に無関心)

進学校ではないので勉強もそれほどハードではなく

私が思っていた「不登校の理由」とは

(本人も言ってますけど)無縁でした。

なのにある日突然、登校できなくなった。

もちろんきっかけはありましたけど

根本的な原因は本人にもわからない。

とにかく「行けない」のです。

 

不登校のお子さんを持つ方のブログや本を読むと

ここ5~10年ほど、理由がわからない不登校って

かなり多いことがわかりました。

そして(私も何度かやってしまいましたけど)初期に

無理やり学校へ行かせて悪化させている。

これはおそらく私たち親世代の教育の

「学校へ行かない=なまけている」

「首に縄をつけてでも行かせろ!」

みたいな昭和な考えが元凶です。

 

当事者になってわかりましたが

とりあえず休ませる

が一番安全策じゃないかと。

たまにはなまけてもいいじゃない、

エネルギーがたまったら本人が動き出すってば。

学校を休まず登校する皆勤賞は素晴らしいけれど

誰もがそうなれるわけじゃない。

多様性を言うならそれも認めようよ。

と、元昭和な考えの母は断言します。

 

昭和な教育って、危険なものがたくさんありました。

夏休みの「くろんぼ大賞」ってありませんでした?

どれだけ日焼けしたか競争するという

今思うと恐怖しかないことを学校が推奨してました。

男子は半ズボン、女子はスカートで紺パンを履かず

とにかく薄着しろ!って冬も言われてました。

あれが私の冷え性を作ったとしか思えない。

「学校が絶対正しい」ということはないって

これだけ挙げてもわかります。

時代と共に「正しいこと」は変わるってことですね。

 

とはいえ、学校は行った方がいいと思っています。

学習も含めて親が同じような経験を子にさせようとしたら

お金も時間もなにもかも膨大にかかります。

それらがなくてもいい、と割り切るのも難しい。

「社会に出て稼げるようになるのか?」

というのが親の一番の不安なので。

 

その親の心のせめぎあいを救ってくれるかもしれない

こんなアプリができたそうです。

 

 

「親が子の様子でわからないの?」

って世間様は思うかもしれませんが

親の心の葛藤はとても複雑で冷静になれないのです。

だからこういう客観的な判断って必要かも。

 

でももう一度言いますが

とりあえず休ませる

が一番安全策だと思います。

家では元気!ならそれでいいじゃないですか。

家でも元気じゃなくなったら

本当につらいですよ。

 

 

「昭和な教育方針」は本当に危険です。