2023年10月初旬。

コロナ感染後から倦怠感が治らない私。

仕事をしてても、なーんかダルい。

でも相変わらず、仕事の山ゲッソリ

なんとか必死にこなしていた。


小さな会社の中で

一応、勤続20年のベテランの部類に入る私。

どんなトラブルが起こっても大体処理できる。

頼りにならない2代目社長の代わりに

営業さんや他の事務員は

判断が必要になると、私を頼ってくれた。

社長も面倒な仕事は私に押し付けてくるムキー


その中でも私が一番納得いってなかったのが

会社の代表メールに届くメールのチェック。

以前は社長がしていたが、

「自分はメールを

 見る習慣がないから」

という謎の理由で私が常にチェックする事に無気力


インボイス対応のため、請求書が紙ではなく

メールでの電子請求書に切り替わる仕入先が

どんどん増えて、メールのチェックが

負担になってきていた。

私は営業事務で主に【会社と得意先】の間の

事務処理を担当していた。

【仕入先と会社】の間の事は主に経理事務が

事務処理を担当。。。


“仕入先”からメールで届いた電子請求書を

所定のフォルダーに保存。

印刷して社長に提出。


仕入先からの

電子請求書のチェックって

私の仕事真顔

どう考えても経理担当だろムキー

てか、社長がやるのが一番早いし。。。


そう思いながらも、

私がメールをチェックしていた。

営業事務の仕事も山積み。

データ入力も終わってない。

営業さんから頼まれてた資料も作らないと、

あのチェックもしないと。

請求書のメール届いてるけど未読にしておいて

後で開いて処理しよう。

優先順位を考えて。。。

倦怠感も手伝って、いっぱいいっぱいだった。


と、ある仕入先の請求書のメールが届く。

データを開くと、ん?これは?

前月、

支払いをしていない様子ガーン

なぜだ?とチェックをすると、

どうやら私が

メールを

見落としていたっぽい滝汗あせる

おそらく、後で処理しようと未読のままに

していたつもりが、うっかり既読にして

しまったと思われるチーンガーン


いや、でもさぁ〜・・・←言い訳ですが笑い泣き

毎月、私が印刷を出した請求書を

社長もチェックして

その後、経理担当も処理してるから、

請求書が出てない仕入先があれば、

普通気づくでしょ???

マジで1ヶ月の間、気づかなかったの?

メールを見落とした私が悪いのは

もちろんだけど。。。

私だけが悪いのニヒヒ


とりあえずそのまま社長に提出。

すると案の定、

「これどういうこと?」

と、私ではなく経理担当に尋ねた

「わかりません」

と、即答した経理担当滝汗

「なんでこういう事になるんだ?」

社長の口調が強くなるむかつき


経理担当が

「悪いのあなたですよね」

とばかりに私を見ている真顔


「すみません。

 私がメールのチェックを見落としていました。」

と、言って、、、

それで終わればいいのに

私はもう自分の感情が抑えられなくなっていた。


「これ私の仕事ですか?

 明らかに経理の仕事

 ですよね。

 というか、結局社長に

 請求書を渡すなら、

 最初から社長がされたら

 いいじゃないですか!」


すると、社長がこう言った。

「仕事に誰の仕事なんてない!」


今まで溜まっていた不満が爆発して

私は頭に来て、止まらなくなっていたムキー


お客さんから取扱商品の問い合わせの電話が

入っても一人で答えることが出来ない社長。

いつまでたっても自社の販売管理システムの

操作も覚えられない社長。

仕入先が来社して会社の状況を聞かれても

一人で答えれず全部私に話を振ってくる。

答えるのはいつも私。

仕入先からの電話は

「社長に話すより〇〇さん(私)に話したほうが

 早いから」

と言われて相手にされてない事にも気付いてない。

無断欠勤は日常茶飯事。

社長がいなくても全然会社はまわる。

そんな“出来ない社長”にそんな事を言われて

今まで頑張ってきた何かが崩れた感覚になった。

こんなヤツの会社のために

20年私生活を犠牲にして頑張ってきたのか。。。

私は頼られてると思って、みんなのために

お客さんのために頑張ってきたけど

頼られていたのではなく

便利に使われていただけ

だったのかも。。。

面倒なことは全部

私にやらせておけばいいと

思っていたのか?!

そう気づいた瞬間、胸がギュっと苦しくなった。


震えた声で

「もう無理です!」

と言って、私は下を向いた。

涙が出ていた。


そんな私を社長は無視して

経理担当にその後の処理を指示していた。


結局、前月の請求書が出てない仕入先があっても

経理担当もチェックしてないし、

社長もチェックしてなかったポーン

今やダブルチェックは当たり前なのに

私がミスをしたらその後はチェック体制無し滝汗

そんなずさんな体制で、

よく今までミスが無かったもんだ汗

いや、気づいてないだけで

ミスだらけだったのかも?


なんだか

もう

無理な気がした。。。


その後、社長が部屋を出て行った後、

経理担当に

「もう無理。辞めるかも」

と伝えると、経理担当が

「わかりました。

 早く辞めた

 方がいいですよ。」

と言ったゲロー


ここで完全に

私の中の何かが

折れてしまったチーン


心のどこかで

「えー!辞められたら困ります」

そんなセリフを勝手に期待していた。


私はこの会社に居なくても

いいんだ。必要ないんだ。

いままでどれだけ無理をして頑張ってきたか。

仕事量が多すぎて家に持ち帰って夜中まで

仕事しないと回らない。(もちろん無給)

家に帰っても仕事の事で頭がいっぱい。

休暇をもらっても毎回会社から電話がかかる。

え、私がいなくてどうやって会社を回すんだ?


家に帰ってからも頭の中を

社長の言葉、経理担当の言葉が

ぐるぐるまわる。

涙が止まらない。眠れない。

その夜は結局朝まで眠れず。。。

会社に行きたくないけど、行かないと

お客さんが困る、そう言い聞かせて

会社へ行こうとする。体が重い。

頭がぼーっとする。やる気が起こらない。

気力がない。ゆっくりしか歩けない。


なんとか会社に行ったものの

今までしていた仕事が頭がぼーっとして

出来ない。

集計を取らないといけない仕事も数が

数えられない。


見かねた同僚から早退を促され、早退した。


その夜もグルグル思考で寝付けない。

翌朝、寝不足状態ネガティブ

でも会社に行かないと、、、

あの件をお客さんに連絡しないと

あの処理を今日までにしないと。


そんな状態でしばらく会社へ通って

最低限の仕事のみをして早退する日が続いた。


2週間近く寝付けず、朝、学校へ行く息子を

見送った後、会社に行きたくなさすぎて

涙が出る日が続いた。


こんな様子を見かねた旦那が

「もう病院に行ったほうがいい」

と、出社しようとする私を止めた。


私は精神科を受診することにした。