お義母さんの葬儀の翌日。


朝8時頃

目が覚めて起き上がろうとすると

天井がグルグルアセアセ

昨晩からの

めまいが治ってないゲッソリ

頭痛もする、ちょっと気持ち悪いネガティブ


元々、片頭痛持ちの私。

緊張が解けてホッとした時などに

頭痛が酷くなる事も多い。


が、今回はめまいがひどい。

こんな事、初めて滝汗


お義母さんがくも膜下出血で

突然倒れて亡くなった直後という事もあり

めまい、なんだか怖いガーン


日曜日という事もあり

我が家から車で5分もかからない

総合病院の救急外来へ行く事にした。

娘が居てよかった笑い泣き


娘の運転で病院へ向かった。

息子が家で一人で留守番してるため

娘は家に帰らせて、旦那が私に付き添い、

救急外来の受付を済ませた。


名前を呼ばれて私は, フラフラしながら

何台もベッドが置いてある

広い救急外来の部屋へ入った。

旦那も私の後ろをついて

一緒に部屋に入っ、、、た?


その瞬間、


「ウォォーーーー」


旦那の叫び声!

てんかん発作が起こった泣くうさぎ


手すりを持ちながら後ろを振り返ると

床に倒れて全身硬直、痙攣、

いつもの発作だ。

「主人、

 てんかん持ちなんです!」

看護師さんや医師が迅速に動く!

すぐに時間を測る看護師。

発作の持続時間を測ってる。

「旦那さん、

 立ち止まって動かないなぁ

 って思ったんだよね滝汗

と、看護師。

私はめまいでいっぱいいっぱいで

旦那が立ち止まっていた事にも

全く気づかなかった汗うさぎ


「あ!奥さんを早く寝かせて!」

突然の旦那の発作で看護師さん達みんなが

旦那の対処に追われていたため

部屋の手すりにつかまったままの

めまい患者の私が

若干、ほったらかし状態ニヒヒ


パーテーションの向こうの

ベッドに寝かされたが


旦那が気になって仕方ない滝汗


私の対応をしてる看護師さんに

「旦那さんの方が

 なんだか大変な事だねぇ驚き

そう声をかけられた汗


ですねニヒヒあせる


旦那の様子は全く見えない。

周りの声だけ聞こえる。

どうやら発作は2分程度でおさまった様子。

ベッドに寝かされた様子。


で、いつもの

【意識はある記憶のない時間】

が始まった。


旦那、  

「え?なに?なんで?」

おそらくベッドから起き上がろうとしてる?

周りの看護師さん達が

「危ないよ。横になって」

と声をかけてる!


旦那

「え?なに?

 〇〇(息子)は?どこ?」


なぜ息子の名前真顔はてなマーク

私じゃないんかいっっびっくりマーク

ってつっこんでる場合じゃないかあせる


ベッドから降りようとするのを

看護師さんに抑えられてる様子ポーン


旦那

「痛い痛い!やめて!

 離して!もうやめて!」


えーー!

めっちゃ大騒ぎしとる滝汗


私がそばに行って顔見せたら

落ち着くかなガーン大丈夫かなあせる


心配チーン


しばらくして

声が聞こえなくなった。

いつもならこの後少し眠るから

眠ったかな?


更にしばらくして看護師さんの声

「わかる?大丈夫?」

旦那

「はい。え?

 あ〜、倒れたんですね」

看護師さん

「そう。奥さんの付き添いで来たの覚えてる?」

旦那

「うーん。なんとなく。」

そんな会話が聞こえて少しホッとしたショボーン


「奥さん、CT撮りましょう」

ベッドのままCT室に搬送された。


CT終わって救急外来の部屋に戻ると

「今度は旦那さんCT。

 倒れた時に頭打ってるから。」


夫婦共々CTニヒヒ


なんか、、、

救命外来の皆様!

本当に申し訳ないですっネガティブネガティブ

そんな気持ちでいっぱい。


でも少し思ったのは

発作が起こったのが

病院でよかったウインク


後で気づいたが旦那がお世話になってる

主治医の上司にあたる脳神経内科部長さんが

いらっしゃって旦那に対応してくださっていた。

発作が起こった状況や経過を

全部ご覧になっていた。

てんかんの発作を医師に見てもらえる事って

結構少ないと思う。うん。


お義母さんが突然亡くなって

葬儀の翌日だと言うことを伝えると

「そうかー。

 そんな状況だったら

 発作起こって当然だね。

 本当に大変だったね。」

そう言ってくださった。


私も旦那もCTの結果異常なし。

よかった泣くうさぎ


旦那もすっかり我にかえっていたが

少し頭痛と吐き気あり。

旦那は痙攣止め、吐き気止めの点滴。

私はめまい止めの点滴。


明るい脳神経内科部長さんが

「じゃー、夫婦並んで

 点滴してもらっちゃおうニヤニヤ

「2人揃って救急で点滴って!

 こんなとこまでお揃いで

 仲良いね笑

そう笑って仰った爆笑


なんか2人で笑ってしまった笑い泣き笑い泣き

沈んだ気持ちの私達は

脳神経内科部長さんの明るさに

少しだけ救われたおねがい


1時間程、並んで点滴をして

私もめまいが治り、旦那も落ち着いたので

家に帰っていい事に。

救急外来のみなさんに二人で

深々と頭を下げたのは言うまでもない。。。


迎えに来てくれた娘に

「お父さんも発作起こして倒れたんだよ」

と話すと

「えーガーンまぁ、でも、

 いい場所で倒れたね笑い泣き

はい!娘、ポジティブ爆笑


発作が起こるだろうとは思っていたけど

まさか病院で起こるとは。。。


ちなみに発作が起こる直前

「お前(私)まで

 脳の病気だったら

 どうしようって

 不安でいっぱいだった。」

らしい。。。


寝不足、ストレス、疲れ。

いくら自分で気をつけても

どうしようもない状況もある。

医師にも言われた通り

これは避けようのない発作だったのかもショボーン


私も旦那も

なんだか疲れ切ってしまっていた。。。




【旦那が受けた点滴】

・ソルアセトF輸液500ml  1袋

 (細胞外液の補給、補正)

・ホストイン静注750mg 10ml  ×1.6瓶

 (けいれん止め)

・生理食塩水100ml  1瓶

 (細胞外液の維持)

ナイロジン注 10mL   1A

 (複合ビタミン製剤)

フルスルチアミン注50mg「日新」20 mL 1A

 ( ビタミンB1を補い、神経や運動機能の低下などを改善)

ジアゼパム注射液10mg「NIG」1A

 (興奮の軽減)

メトクロプラミド注10mg「NIG」 0.5%2m L   1 A

 (吐き気や嘔吐、食欲不振)