旦那がてんかん発作を起こした後、
不調が続いていました。
症状は
・頭痛
・吐き気
・耳鳴り
・筋肉痛
てんかん発作は強い興奮によって
脳で異常放電が生じて
起こるらしい。
全身の筋肉が素早く収縮と弛緩を
繰り返してけいれんするから
筋肉痛になるそう。
超痩せ型の旦那。
発作繰り返したら
筋肉付くんちゃう
なんて冗談も言える状況ではなく
なんと言っても旦那の頭の中は
「車が運転出来ない
」
これで頭がいっぱい。。。
旦那はいわゆるスバリスト。
SUBARUの車が大好き
今の車もやっと手に入れた
念願のWRブルーの特別仕様車。。。
2年乗れない。。。
車のローン残価設定で買ったけど
ローンがちょうどあと2年残ってる
我が家は私も軽自動車を所有しているし。
旦那には本当に申し訳無いが、、、
我が家も子供がまだ小学生
裕福ではないので
乗らないなら売ってしまえ
↑冷たい嫁だと思われてもいい
と、ここまで出て、
やっぱり言えないっ
↑意外と優しい
すると
「売ってしまおうか」
旦那の方から言ってきた
「維持費の事もだけど、
動かしてやらないと
この車もダメになるし。」
車への愛
にジーーンときてしまった
「月々の支払いも
無くなるんだから
その間に貯金して
2年後に今より
カッコいい車を
買えばいいじゃん」
そう思うしか、ない
発作が起こった日の次の休日
すぐに
SUBARUディーラーへ！
いつもお世話になっている営業さんに
事情を説明して、査定をしてもらいました。
すると嬉しい報告が
コロナ禍で中古車の価格が
高騰している時期でもあったため
残債よりも買取額の方が
大きい事とのこと
迷う事なく
即売却！
(残価設定だから返却？)
しちゃいました
小学生の息子も旦那の影響で
車好きなので、とても残念がっていました。
でもいつか
もっとカッコいい車に乗るんだ！
そう言い聞かせ納得させました
ディーラーの営業さんが
「またイベントの時は遊びに来てください」
と優しい言葉をかけてくださいました。
旦那も
「2年後また
お世話になります！」
とスバリスト継続を約束して
愛車と別れました
しかし、私の中では2年後
薬で発作を抑制出来る状況であっても
てんかんの持病があって発作の可能性が
ある状態で車の運転をさせていいのか
迷いがありました。
運転中
発作が起こる可能性は
ゼロではない。
あのニュースの様に歩道に突っ込んで
罪のない人達を巻き込む事故なんか
起こしたら
そう思うと運転はさせたくない。
そう思っていました。
でも車好きな旦那の
今の一番のモチベーション
「2年後運転する」
これを奪う事も残酷。。。
そう感じていた時に見つけた情報。
【てんかん発作が原因で事故を起こす確率】
20代前半の男性運転手の
“3分の1以下”
若い男性の方が
事故起こしとるやん
意外でした。。。
数年前ルールを守ってない
てんかん患者が起こした
大きな事故のインパクトが
あまりにも大き過ぎて
誤解していたのかもしれない。。。
・発作から2年間運転禁止
・薬で発作が抑えられている状態で
運転に支障が生じる恐れがないと
医師が診断している
・公安委員会の許可
この厳しい条件をクリア出来てるなら
事故を起こす確率は
病気を持ってない若い男性と
変わらない！
そのかわりもちろん自己管理も大切
・寝不足にならない様に気をつける
・薬は飲み忘れのない様にちゃんと飲む。
・体調が悪い時は運転しない。
てんかんの持病を持っている
当事者でないと、この大変さはわからない。
私を含めて
世間はまだまだ
てんかんへの理解が足りてない。
てんかんは珍しい病気じゃない。
脳梗塞やくも膜下出血
心筋梗塞などの発作と同じ様に
突然、
誰にでも起こりうる病気
なんです。。。
もっと知らなきゃなぁ
と気を引き締めました。