地方都市への引越し。下見をあまりしてないことに気づき、来週泊まりで見にいく。それでも足りないかもしれない。

 

そもそもその町には1年住んだことがある。しかも移住当初。だから印象が鮮明でポジティブな思い出しか残っていない。多分嫌な経験もしたと思うが、当時は観光客気分だったのと、町自体が他の都市と比べて格段に安全だったから、周りを無意識に信用し頼っていた感じがする。ナイーブな自分が愛おしい。

 

20年経ってからの出戻り——美化された思い出との葛藤、そして決別をしないといけない。本当にいい町だったのか?自分に合っているのか?randstadに長く住んできて、都市部の冷たさと自由、また田舎町にも住んだことがあり、差別、疎外感、無言の拒絶など色々経験してきた。果たしてオランダで最初の町は自分にとって本当に理想の町なのか。

 

先日一泊した時にレストランで知らない中年カップルが、椅子ぶつからないかな、とジェスチャーで心配な様子だった。他の町だとまずありえないことで(少なくとも自分にとっては)、びっくりしてうまく反応できなかった。レストランを出てから、そうだ、この町は知らない人にも近かったんだ、その線引きができない人からこちら側にたやすく入られて嫌な経験もあったことを思い出した。多分あの町に住んだらそういう経験を結構するだろう。それをフレンドリーと見るか、自分のエリアに土足で踏み込まれたと見るか。