被災地支援に出かけてから丁度一週間経ちます。
あれから毎日、気仙沼のことを考えています。
生気を奪い取るような猛暑を過ぎ、
厳しい寒さがやってくる前の
美しくて過ごしやすい時期にお手伝い出来たことは
とても幸せなことだったと思います。
握力は16kg、腕力なしで自転車にも乗れないし
腰痛持ちで重い物も持てない。
もちろん知力(?)も特殊な資格も持っていない
普通のおばさんの私などが
行っても良い場所なのかと悩みもしました。
たった二日で私一人が出来ることなんてたかが知れているし
お金も時間も無駄かな、と考えもしました。
でも、私の座右の銘は
「人生に一つの無駄も無し」
重労働の作業よりも辛かった景色も
耳を塞ぎたくなるような悲しい話も
「ただの自己満足だよ」という心の声も
「偽善者」という誰かの声も
全て大切に取っておきます。
☆*゚ ゜゚*☆*゚ ゜゚*
今回の支援のために用意した物を中心に
まとめてみます。
まず日程。
パートではありますが、一応仕事を持っています。
朝晩必ずまるこの散歩にも行かなくてはなりません。
(Ree家ではまるこが家族になって以来、
一度も家族旅行をしていません)
誰にも迷惑をかけないで行くには
仕事が休めて、まるこをうすら君に任せられる
「週末ボランティア」が必至です。
丁度三連休に支援を予定していたゆきうさぎちゃんに甘えて
同行させて頂きました。
ボラ経験者の彼女とご一緒出来たので
あれやこれやの心配事の
半分以上がなくなりました。
次に支援の際の服装と持ち物です。
安全で汚れても良いものが基本です。
「趣味は買い物」と言っても過言ではない私ですが
今までアウトドアっぽい物を買ったことなど皆無でした。
ましてや「洋服LOVE」の私に
「汚れても良い」服なんてあるわけない・・・と思っていたらありました。
ものすごく身近に。
それはバンドT。しかも愛するフラカン♪
ちょっと~、ただでこんなことさせないでよ!ギロっ!
たくさん持っているしね、汚れも目立たないからいいかな?と。
適度に目立つし。
ボトムスは履いていったデニムの他に
ジャージを2本持って行きました。
「作業はGパンよりもジャージが動きやすい」
これもゆきうさぎちゃんのアドバイス。
入れて行くバッグは
ライブ遠征用に買ったリュック。
小さめに見えますがデカ柴の巨体も隠せます。
結構入ります。
お弁当や飲料水、汚れた際に着替えるものなどを入れて
お手伝いする場所に持って行きました。
洗面道具や他の着替えなどは
キャリーに入れて持って行きました。
履いていく靴はトレッキングシューズ。
長靴でも良いようですが
特にぬかるみでもない限り
こちらの方が良いと、ゆきうさぎちゃんのアドバイス。
気仙沼のボラセンでは長靴は貸してもらえましたしね。
この他に防塵マスクや粉塵よけのゴーグルなども購入しましたが
両方とも今回は使いませんでした。
でも、ヘドロの臭いがキツかったので
途中から手持ちの使い捨てマスクを着用。
大きめなので日焼け止めにもなります。
ただ、ちょっと息苦しいし暑かったかな?
手袋は軍手の他にゴム手袋を持参しました。
ゴム手袋はその都度捨てられるように
100均でいくつか購入。
朝晩は冷え込むと見て
ショールも一枚持っていきましたが
電車の中でひざかけにしたり、
ホテルで肩かけに使ったり重宝しました。
布モノは女子旅の必需品ですね!
次に食べ物(これが大事!!)
ホテルで食べるお菓子や飲み物は
「お金を落とす」ために現地調達がお約束です。
朝食・夕食はホテル近くのコンビニで買いました。
考えてみると三日の間に口にした暖かいものは
お寿司屋さんのお味噌汁とお茶だけ。
後は全ておにぎりやパンなどでした。
被災者の方々が
震災後何日もこういう食事で過ごしていたことを思うと
今更ながら胸が痛みます。
最後にお金のこと。
私は長距離バスに乗れないので
往復新幹線を使いました。
使ったお金は、その新幹線代と
一関⇔気仙沼間の二日分の乗車券代、
そしてビジネスホテル二泊分だけです。
夜行バスに比べてかなり割高になりました。
でもその分、体は楽でした。
旅費、宿泊費、食事代全てで40000円ちょっとの出費でした。
Ree家は特に金のなる樹などは栽培していないので
やはり数万といえどもいきなりの出費は痛いです。
ボラに行こう、と心の中で決めた日から
「つもり貯金」(いわゆる買ったつもり貯金)と
「お弁当貯金」(お弁当を作った日だけ500円貯金する)を始めました。
結構貯められたので
今回はそれを使いました。
☆*゚ ゜゚*☆*゚ ゜゚*
「ボランティアに行けるのは幸せ。殆どの人が行けないから」と
私の好きなブロガーさんが書いていました。
私もなかなか一歩が踏み出せませんでした。
でも今は
「行って良かった」と心から思います。
「行かなきゃ駄目だよ」とは思いませんが
「行けるなら行った方がいいよ」とは思います。
作業やお手伝いはしなくても
「行った方がいいよ」と思います。
1000年に一度の災害の爪痕を見てくるだけでも
意味があると思います。
食堂やお土産物屋さんでお金を使うだけでも
意味があると思います。
お手伝いに伺ったお宅の前の道を
色々な都道府県のナンバーの車が通り過ぎました。
全てがボラで来ているとは思えません。
「どんなになっているのか見て来よう」と
好奇心で来ている若い人もいるでしょう。
それでも構わないと思います。
今回、写真は殆ど撮りませんでした。
どなたも住んでいないとしても
個人のお宅にレンズを向けるなど言語道断だと思うし
破壊しつくされた街の姿をカメラの中に残すのも
なんだか辛くて嫌だったので。
以前のブログにアップした以外で撮った唯一の写真がこれ。
ここ以外にもあちらこちらにコスモスが咲いていました。
瓦礫や倒れた物置きや電柱の下からも
みやこ忘れや、吾亦紅が可憐な花を咲かせていました。
今度行った時は
何の花が咲いているかな?
楽しみです。


