1. 世界一難しい恋
小粋なモータウン風アレンジ。オープニングを飾るのに相応しいテーマ曲。お洒落な横浜の風景ともマッチしていました
2. SAMEJIMA HOTELS
ゴリゴリのＲ＆Ｂ。ＴＯＫＩＯの演奏で和田アキ子さんが紅白で歌うとはまりそう。
3. 社長・零治
ロメオとジュリエットの「モンタギュー家とキャピュレット家」か？
のだめカンタービレでつけ鼻して外国人の指揮者役をしてた竹中直人さんのテーマソングで、
ソフトバンクのＣＭでも初期に使われていましたね。ダースベーダーのテーマ曲も彷彿させますが、
この曲が流れるとたちまち不穏な空気が流れるのが凄い。
4. 性格難あり男
スパニッシュギターがクールで格好イイ。しかし、後半なんかプリミティブな男性の掛け声とスペイシーなへんてこりんな効果音が顔を出しておかしな方向へ導かれていく…
5. 物怖じしない美咲
これもかなり不穏な曲。ヒロインのテーマソングにしては可愛げなさすぎ。
ディレクターが、零治が信頼されすぎて美咲が割をくったっていう表現がここにも表れている。
社長・零治のテーマと対をなして偏屈な者同士、案外似合ってるってことなのかも。
6. 目の敵
ギターのカッティングとパーカッションがわざとアンバランスなユニークな曲。ザワザワと不安定な気持ちにさせる。
7. まだ恋を知らない
まあるい、優しい曲。
ウクレレかな？ハワイの夕陽が思い浮かぶ。
8. 低すぎる恋愛テクニック
ソプラノサックスが綺麗な音色を奏でているのに、なんだか残念な感じが漂う。
バリトンサックスとの掛け合いも素敵なんだけどこりゃ上手くいかない予感満載。
9. 社長室 企画戦略部
オルガンとベースがクール。でも、何か企んでる感が半端ない
10. 何か間違っているのか?
子供が弾くようなピアノエチュードで始まるこの曲。切ないというよりは哀愁が漂い途方に暮れている感じ。
11. クビアカトラカミキリ
「社長・零治」「物怖じしない美咲」に続く、不穏三部作←勝手に命名。
これもそうだけど
タイトルセンス抜群♪
12. 世界一難しい恋 初・恋・到・来!!
前奏は素直なピチカートから入るこの曲。初恋のドキドキ、胸の鼓動？と思わせておいて、メロディに入ると和音階（日本古来の音階）で構成されていて、ノスタルジック。
これも夕焼けが似合う曲で、シャボン玉のように儚く終わる。
アルバムの中で一番好きな曲。
聴く度に胸がぎゅっと締め付けられます。
13. 頑張ってる
ブラスアレンジとベースがカッコイイ曲。
14. 精一杯の求愛表現
弦楽器で静かにはじまる。
Ａメロのアコースティックギターでもう泣きそう。
15. 好きな人に好かれたい
肩の力が少し抜けて大人な一曲。
16. さすがです、社長
肩をいからせて歩く零治が目に浮かぶハードボイルな一曲。でもなんか滑稽なところが可愛くてご愛敬。
17. 優しい嘘
美しいピアノとヴァイオリンで始まる
いつも強気な零治の心の奥の優しさ、ピュアさが溶け出してきてこれも泣けてくる大好きな曲。
18. 俺は決めたぞ
タイトルとは裏腹にチェロが奏でる優しく切ないメロディーが心に沁みる。
19. 相当難しいミッション
ピンクパンサーや００７みたいなスリル感。でもねーやってることはね…
20. 真面目過ぎる
ピアノが切ない。しょぼんとした零治が目に浮かぶ。
21. ターゲットフルスピードトゥーマンス
布袋さんばりのギターアレンジ。疾走感溢れる曲。
22. 遠ざかる背中
ギターと鍵盤楽器構成で音が少なく
手を伸ばしてももう届かない感じが切ない。
23. ありがとうな
大人になった零治
24. 世界一難しい恋 おまえが好きだ
オープニングのピアノVer．包み込むようなアレンジ。
零治の器が大きくなったことを実感する。
以上サントラ盤からの印象です。
仕事が忙しく、ドラマはリアタイで毎回１回ずつしか見ていませんので
どの場面でどの曲が使われたかの検証はできていません。
じっくりドラマとつきあわせてみたらまた違った印象を受けるかもしれません。
「サウンド・オブ・ミュージック」や「フットルース」のベタなサントラ盤しか聴いたことがないし
ましてやドラマのサントラ盤をじっくり聴いたことはありませんが
零治の心象風景を丁寧に描いた
とってもいいサントラ盤だと思います
セカムズ・ロス、全くないとは言わないけれどこのサントラ盤のおかげで軽減されました。
ＮさんＴｈａｎｋｓです