先日、表参道の一角にある岡本太郎記念館に足を運んできました♪





$アートと音楽~グレンのクラシック音楽航海日誌~






 太郎の世界は、、、とても野性的で、、、とても繊細で、、、そして人生のようにとても深かった☆






$アートと音楽~グレンのクラシック音楽航海日誌~






 縄文人のお出迎え♪




$アートと音楽~グレンのクラシック音楽航海日誌~










        







 太郎のアトリエ♪





$アートと音楽~グレンのクラシック音楽航海日誌~







 太郎のリビング♪





$アートと音楽~グレンのクラシック音楽航海日誌~






 歓喜の鐘☆









 


 太郎はなぜ、自らの作品を「破壊」してしまったのでしょうか?




 太郎作品には美術館に所蔵されているにもかかわらず行方不明になっている作品が数多くあると言われています。




 それは太郎が自らの作品を書き換えてしまったから、、、




 初期の作品はいずれも構図は緻密に構成され、理論的に厳密な仕方で配色されています。




 それに比べて上から書き換えられた後期作品は、荒っぽく完成度も極めて低い。




 なぜ、太郎は完成された作品の上に、不完全な上塗りをして作品を「破壊」してしまったのか?




 その答えは、芸術家の魂、その生からしか理解できないのかもしれません。







 写真は「動物」という作品の新旧。これは↓復元。





$アートと音楽~グレンのクラシック音楽航海日誌~





 これ↓は↑に上塗りした後年の作品。




$アートと音楽~グレンのクラシック音楽航海日誌~








 岡本太郎の言葉(これは、沖縄での講演会の記録ですが、、、太郎の存在の本質がよく表れていると思います◎)





        








 個の生命を最大限に尊重し、輝かせ、爆発させること。





 飾りなく、現実を直視すること。赤裸々であること。





 一切の妥協をせず、他者とぶつかり合う事を恐れないこと。





 他者と共感し合えるという確信。





 まるで老荘のようなジョン・ケージの世界とは対照的な太郎の荒々しいギラギラした野性的な世界。





 太郎の存在は今も尚、生きている。




 太郎の吹きかけた生命の息吹がここには宿っている。





   そう、確信しました☆







      ☆岡本太郎記念館


      ☆岡本太郎美術館



$アートと音楽~グレンのクラシック音楽航海日誌~