精神保健福祉士で公認心理師の私が思う
大切な人、家族がうつじゃないか?
そう思った時
やってはいけない3つのこと
スライドの補足的に解説していきます
1.先回りをして助ける
ここのポイントは
「これは、誰の気持ち?」ってところ。
「助けたい」のは周りの人の気持ちです。
つまり
パートナーであり、家族です。
もちろん
うつになったんじゃないか?と
心配になる気持ちは理解できますが
先回りして手助けすることは
うつ本人のためになってますか?
その行動が、自分の不安解消のための
行動になっていないか‼️
振り返ってみてほしいのです。
「何もしなくていい」
そう言っているわけではなく
本人が望んでいることを確認してあげて
頼まれたことをピンポイントで
やってあげて下さい。
本人も周りの人も健康的に
需要と供給のバランスをとることができます。
2.やたら「大丈夫?」ときく
ここのポイントは
そもそも「大丈夫なわけがない」
ということ。
その判断もつかないくらいの思考力に
なってます。
そんなマイナスの状態にあるにもかかわらず
「大丈夫?」とさらに不安のエネルギーを
送ったらどうなるか分かりますよね?
ただでさえ、エネルギー不足なので
不安を投げかけて元気を奪わないで
あげて下さい。
周りの人が冷静になって
「様子がおかしい」
「病院受診が必要そうだ」
など、感じることがあれば
同行してあげましょう。
言葉はそれほど必要ではありません
寄り添いと見守り
大丈夫!よくなる!
と信じることが大切です。
思うだけで
そのプラスエネルギーは届きます‼️
たくさん祈って送ってあげましょう。
3.「頑張って」と励ます
ここのポイントは
うつはその人が頑張って来た結果
だと言うこと。
セオリーとしても「励ましてはいけない」
というのは有名ですよね。
頑張りを労って
「頑張らなくていいよ」を
伝えてあげましょう
ただ
うつが疑われるときは
どんな言葉をかけても
きっと本人にはまっすぐ届きません。
「頑張らなくていいよ」と伝えても
「私は役立たずなんだ…」
「生きてる意味のない存在なんだ…」
とか勝手に捻じ曲げて受け取りやすいです。
そういう風に
本人は悪く受け取りやすいと
理解しながら周りの人は声をかけましょう。
まっすぐ届かないという理解があれば
もし、届いた時は嬉しいですよね😊
周りの人が疲弊しないように
第三者に相談しながら
自分の心の健康をしっかり保つこと
それが大原則です!
支援する側が健康でないと
うつ本人にプラスのエネルギーを送る
与えることはできませんからね。
心配かもしれませんが
自分の健康を第一に考えて
まずは
自分を大切にしてしてあげて下さい。
うつ本人も周りのあなたも
大丈夫ですよ✨
応援しています📣