現場の頑張りどころ | つれづれなるままに、シルビア。
アイドルヲタには「在宅ヲタ」と「現場ヲタ」の2種類があるそうです。

「在宅」とはテレビやネットで推しを応援することで
「現場」とは握手会やコンサートに行って 文字通り現場で応援することだとか。




ASFは基本在宅でしたが 一昨年秋 初めて握手会なるものに参戦し
生でメンを見られること、会えることの楽しさにスッカリハマッてしまいましたw

現場デビューを果たしたのであれば 行ってみたいのはやっぱりコンサート!
特にHKTのコンサートは なんまら楽しいと評判なのだそう。
遠い遠い北の大地になんかワザワザ博多から来ねぇべと諦めていましたが
なななんと!全国ツアースケジュールの中に「苫小牧」の文字が!何故苫小牧?w

これは念願のさしこ先生に会えるチャンスでは?!
ダメ元でチケットセンターから応募。もちろんHKTモバイル会員枠でございますw


結果発表日。ドキドキしながらメールを待っていると・・




キタ ――――――――― ッ !!!!


やったぜ!!おめでとうございます。ありがとうございますw

コンサートは今月末。楽しみで楽しみで毎日落ち着きませんww
早く早く「だ・い・す・き・メロンジュース!!」とか
“それ好き”で「いるーーーーッ!!!」とか野太い声で叫びたいww


今週末には今年最初の握手会も控えていますし
大事な大事な総選挙投票券付シングルの発売も もうすぐです。

オッサンヲタとしてはココが頑張りどころですネ。




とりあえずサイリウムと推しタオルをネットで買っておこうと思いますww


という訳でw サーキットでございます。

今回は一昨年秋から数えて10回目の十勝チャレンジ。
昨年最終戦で45″5をマークしながらも 先月は残念ながら46″2。
タイヤも新品を導入し ヤル気満々で臨みました。


コース路面状況、参加台数、タイヤはひと冬越したユーズド・・
前回の敗因は色々考えられるのですが
一番は走行前の洗車を省略してしまったことだと思いますw

今回はキッチリ早起きしてサーキットに乗り込み しっかり洗車いたしました。




サーキット到着時 ピットはすべてシャッターが降りていました。
先着順のゼッケンは なんと1号車!ワールドチャンプですw これはテンションアップ!

走行準備を進めていても一向に他のクルマが来ません。これは貸切?!
敗因のひとつ「参加台数」もクリアでしょうか。今日はイケそうな予感がします。


一通り準備が終わりトイレに行って戻ってくるとASFピットに一台他のクルマが。
オジサンいや人生の先輩が私を見て「●●です」と。
あれ?知り合いかな?ともちんショップで会ったことあるかなと考えてみましたが
どうしても思い出せません。そこでようやく「ああ挨拶してくれてるんだ」と気づきましたw

こんなにピットはガラガラなのに、っていうか私しかいないのに何故わざわざ?w
私も名乗って挨拶を済ませ 走行受付方法などを説明した後で
「ピットはどこでも自由に使えますから せっかくですから広く使いましょう」
と丁重に隣のピットへの移動をご提案申し上げましたw

ミナサマはご存知かと思いますが 私はいわゆるパーソナルスペースが広いのですw
チームともちんの方々とか知っている人であれば同じピットの方が楽しいのですが
初対面の人とはちょっと気まずいですよねww
そうやって知り合いを増やしていくことが大事なのは重々承知しているのですが・・




まあまあ せっかくですから ゆったり贅沢に使いたいですよねw
オシャレな外車に乗ったシブくて丁寧なオジサマ、大変失礼いたしました。


準備運動も済ませ いよいよ スティント①

今回はまっさらのニュータイヤですので まずは慎重に熱を入れつつ皮をむきます。
アウトラップは本当にノンビリと。貸切状態なので気が楽w
2周目は少しペースを上げて こじはる気味にタイヤに熱を・・
ココでショック減衰調整が朝練セッティングのままだったことに気づきました!w

よくブーストがローモードだったとかエアコン焚いたままだったとか聞きますが
事前にしっかり確認してればそんなことないしょ!と思っていましたが
まんまとそんなことが起きてしまいましたw

540円走行会でASFに課せられたノルマは60周。
ピットに戻る時間がもったいないので そのままでも何とかなるかもと走り続けましたが
やっぱりやっぱりヤワくて走られません。
これが例えば ともちんチューナー に「これでバッチリだよ」とでも言われたのなら
全然気にならないのでしょうが 一旦ダメだと思ってしまったらもうダメなのです。
やはり走りとはメンタル八分ですねww

5周でルーティン外の緊急ピットイン。
減衰を十勝セッティングに合わせ ついでにエアを2.2にセット。
ゆったり走行準備しているオジサマを横目に大至急スタート!


スティント②

再度タイヤに熱を入れ 少しずつペースを上げます。
55秒・・52秒・・・そろそろ本気で攻めてみましょう。

みましょう・・あれ?タイヤは新鮮なのですが ショック減衰も合わせたのですが
いくら頑張っても50秒フラット。これは何かがおかしい。

先月と違うところはタイヤ。これはアップデートだから問題ナシでしょう。
あとは・・ああそうだ!ガソリン量!
いつもはASFを満タンで出発して20リッターくらい消費して十勝に到着し
そのまま走行をスタートしているのですが
ガソリン残量を気にせず走りたかったので 直前に更別のGSで満タンにしてきました。
だから重くて遅いのだと思います。きっとそうに違いありません!w


ニュータイヤ一発目のスティントに期待していたのですが
とりあえず48秒台を出したところでピットイン。




スティント③

コーナーのアプローチを もっと手前から もっと直線的に。
ハチロクマイスター動画を思い出し イメージしながら走ります。

なんとか50秒は切れましたが 49秒台とか48秒台とか。
なんだか昨年の夏頃に戻ったようなペースでしか走られません。

ガソリンは まだまだ残量たっぷり。
それが原因ではないと思いますが とにかくストレートのスピードが乗りません。




ピットに戻ると またもや知らないクルマが!今度はマーチさん。
すでに荷物を降ろしてありましたので他ピットへの誘導は控えましたが
さっきの隣のオジサマが不思議そうな目でコッチを見ていたような気がしますw

共有施設だから私がどうこういう筋合いのモノでもないのですが
繰り返しますが こんなに空いているんだから贅沢に使えばイイのに・・

もちろん挨拶はしましたが 残念ながらオシャベリの時間はありません。
タイヤのエアをチェックし ナットの増し締め&エンジンオイルチェック。
水を一口飲んでタバコを一本吸ったら すぐにコースイン!


スティント④

コーナーのアプローチに気をつけてもタイムは変わりませんでした。
今度はコーナリング中にできるだけアクセルを開けるようにしてみましょう。
ストレートのスピードが乗らないということは直前のコーナーが遅いということ。
特に最終コーナーを目一杯踏んでアウトサイドギリギリで立ち上がります。


最終を立ち上がった時 外車のオジサマがターン1に見えました。
次の周回では150メーター看板辺り。これはギャップが縮まってきている?
ここは頑張って追いつき、できればオーバーテイクしてみましょう!

インフィールドセクターを猛プッシュ!!
見えなかったテールが少しずつチラチラと見えてきました。
次の周回ではオジサマはコントロールライン付近。確実に詰まってきている!

インフィールド同一ストレートの最初と最後くらいまで詰まりました。
(意味分かります?w)
オジサマはライン取りが少々甘めか。インサイドは攻められていますが
アウトサイドへの寄せが甘いように思います。って偉そうにw
ところどころでコース外にタイヤを落とし土煙が上がります。少し離れようか。

ギャップはストレート半分くらいまで詰まりました。
最終を立ち上がってオジサマのスリップにつき、見事オーバーテイク!!


タイムは ようやく46秒台。オジサマありがとうございますww




追いかけっこはなまら楽しかったのですが そんなことが目的ではありません!
このままではマジでヤバい。ASFスタッフが集まり緊急ミーティング。


「このままだっけヤバくね?」
「なーんか このまま終わりそうな雰囲気だよねぇ」
「去年50秒切れた時って どうしてたっけ?」
「あれはマニスカさんと首都高特訓・・」
「理屈抜きで とにかくアクセルば踏んだんじゃなかったっけ??」
「ヨシ!今回もソレでいこう!!」


「 冷 静 丁 寧 正 確 に !!! 」


スタッフ全員で円陣を組みスタート!
なんでもいいからアクセル踏めという時点で冷静でも丁寧でもないんですけどねw


スティント⑤

コースは相変わらず貸切状態なのですが レーシングカーも走っていました。




こんなのね。

ストレートの加速はイチゴくんより少し速いかな?というくらいでしたが
とにかくコーナリングスピードが速い!スパンスパンと曲がって見えなくなりますw

ムダな抵抗なのは分かっているのですが 何か得るものがあるかもしれません。
ちょっと頑張って追いかけてみましょうか。

私はコーナーの結構手前からナナメに直線的に進入しているのですが
レーシングカーはクリップをもっと奥にとって曲がっているようです。
ブレーキングも車体をコースに対してきちんとまっすぐにしてから。
タイヤのグリップを縦方向のみに最大限使うということなのかな?

車体の軽さとかサスペンションの形式とかの違いはあるのでしょうが
とてもよい勉強になったような気がします。ありがとうございます。


走行時間残り20分。ここで ようやく1回目の給油。
いよいよラストスティント。

レーシングカーを参考に 車体をまっすぐにしてからブレーキング。
ブレーキング自体も少し踏力を弱め進入速度を上げてみましょう。
ラインはハチロクマイスターライン。手前からナナメにストレートに。
コーナリング中は とにかく少しでもアクセルを開け空走状態をなくす。
目線は行きたい方向をしっかり見て。縁石も使ってコースを広く使う。


残り時間1分。ラストアタック。




さあ!本日ベストを更新できるか?!45秒台には乗せられるか・・

ASFスタッフ全員がモニターを見ながら祈ります!
なんとしても今回こそQ2を突破して・・って誰がアロンソだw


頼む!頼むぞイチゴくん・・・・!!




1′46″565。


最後の最後に なんとか本日ベストを更新できましたが
自己ベストから1秒落ち、先月からもコンマ3落ちという残念な結果でございました。

ラップタイム的には不本意な結果でしたが
なんとか65周走ることができました。相変わらず走りすぎですねw

レーシングカーは33秒と38秒。なまら速え!
加速性能はイチゴくんとさほど変わらないのに このタイムの違い。
もっともっとコーナリングを極めれば このくらいのタイムを・・出せないかw


そうそう、前回はエントリー名を「イチゴくん」に変えたのがダメだったのだと考え
今回は「spec345」にしました。今シーズンはコレでいこうと思いますw




「イチゴくん」よりもキモいような気がしないでもありませんが
一般の方々(?)には きっと意味が分からないだろうから大丈夫ですw




本日のピーク値。

油圧が少し低め?まあ問題ないレベルでしょう。
すでに2回走ったので そろそろオイル交換のタイミングですね。

トップスピードは180km/h。サスガにこれではベスト更新はムリかと。
コーナー脱出速度アップ=ストレートのスピードが今後の課題でしょうか。




完全ニューから65周走行したフェデラルくん。
前半は こじはらないよう それなりに気を遣って走っていたのですが
後半は超絶にゃんにゃんイヤこじはるさん状態でございましたw

なんか2本くらい筋が入っているのが気になりますねぇ。
コーナリング中も盛大なボディへの干渉音がしていました。
もう少し車高ば上げなえば・・それだけは避けたいところなのですが。


フェデラルからは「RS-RR」なるニューモデルがリリースされたとか。
このタイヤをあと2回使ったら 次はダブルアールにしてみましょうか。




スゲー虫!!




今までは必ず前回のタイムを上回り 1度だけダメだった時も次には挽回しました。
2回連続でタイムを落とした=結果が出なかったのは今回が初めてです。

当初の計画では45秒切りまでは時間はかかってもイケるだろう
その後行き詰まってから初めてパワーアップも含めた次の対策を考えよう・・と。
それはきっと43秒台とか42秒台くらいの段階なのだと思っていましたが
こんなに早く行き詰まるというか壁にブチ当たるとは考えもしていませんでした。


まゆゆは「何コレ!」と なまら激ってますが(激るって意味分かります?w)
私は まゆゆ とは違って なんだか妙にテンションが低くなってしまいました。


「オレの腕とイチゴくんのスペックなら この辺が限界なのかなぁ」
「まあでも お金もないのに ここまでよく頑張ったじゃない」
「45秒台という結果は出せているのだし またストリート一本に戻ろうか」


「ん?ちょっと待てよ?!これって・・」


当最低どうどすかクソブログを始めた頃 サーキットは嫌いだと言っていましたよね。
でもそれは食わず嫌いとか走らず嫌いとかイメージだけで言っていたのではなくて
それまでもHSPやSCLでソコソコアグレッシブに走ってはいたのです。

ある程度まではサクサクとタイムが伸びます。その時は楽しいのです。
問題はその後 行き詰まった時。今回のような状況。

今まではココで「やっぱり本気のヤツには敵いっこない」と諦め
所詮どれだけカネを掛けたかどうかだとか
サーキットだけ速くたって別にカッコ良くもないとか
走り屋とは本来ストリートを走るアウトローなものだとか
負け惜しみとかでは決してありませんが
サーキットで遅いことの言い訳を作り 一生懸命自分を正当化しようとしていました。


諦めるのは簡単ですが それでは今までと同じ。
また結局オカネガーとかストリートガーとか言い訳を探すことになるでしょう。
今までそうやって苦手なものから逃げてきたからパッとしなかったのではないか。

1回や2回タイムが落ちたから何だって言うんだ?
ようやくサーキットの楽しさが分かってきたのに また諦めてしまうのか??
ココで心折れず踏ん張れば また結果はついてくるのではないか。
そして その時の楽しさは きっと今まで経験したことのないものに違いない・・


サーキットという「現場」における今が「頑張りどころ」なのです!!




サーキットを走ることの本質というか原点というのか
国家権力オフィシャルや対向車を気にせず心ゆくまでアクセルを踏むという点でいえば
今回もしっかりと楽しむことができました。

タイムはあくまで結果であり 職業レーサーでもないのだから
楽しめた結果というか ひとつの指標としてラップタイムがある・・ということですよね?
物事は結果だけではなく そのプロセスが大事なのだと思います。


いずれにしろ 3時間ほぼ休みなく走り続け 事故もトラブルもなく満足。

同じピットになったマーチさんや
他のピットから話しかけに来てくれた新しい方の86さんと楽しく会話をして
(この私に話しかけてくれるなんて なんと奇特なw)
失意も新たな決意もあった今回の十勝チャレンジは これで終わりです。

特に調子が悪かったのでもなく 大きなミスをしたのでもなく
ソコソコ乗れていたのに何故イマイチなタイムしか出せなかったのかは
次の朝練後にでもじっくりと振り返りながら検証することにします。




来月の十勝チャレンジは番外編、ともちんショップお楽しみ走行会。

その次は通常スケジュールだと7月頭なのですが・・
昨年秋は ともちん走行会 の直後にクラブマンで自己ベストを出せましたので
ASFレーシング予算との兼ね合いもありますが 6月末の走行も検討しておきましょう。


次のチャレンジでは45秒の向こう側に行くことができるよう頑張ります!!