クソツマンナイ出勤前にテレビを見ていたらば
「 さとり世代 」 なる言葉が飛び込んできました。
「 ゆとり世代 」 というのは よく聞きますよね。
競争社会を否定し個人主義を徹底した結果
すべてにおいて自分優先、都合の悪いことは他人のせい・・
言ってしまえば、クソも使い物にならんクソ世代。
今回は 「 ゆ 」 ではなく、「 さ 」 とり世代。
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ゆとり世代の次世代にあたる消費をしない世代のこと。物心ついた頃から不景気で、浪費を悪と考え、実に穏やかな暮らしを望む草食系世代。
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さとり世代なる若者たちがインタビューに答えていました。
みんな目が死んでいるというか
若者特有のギラギラさがまったく見られません。
「 この店でなんでも買っていいと言われたら、いくら欲しい? 」
「 5,000円 かなぁ 」
「 イヤ別に欲しいもの無いし、いらない 」
えええええ!!!
私なら即答、食い気味に 100万円 と答えますw
同じ質問をオッサンに。
「 100万! 」
「 一階から全部の店まわって欲しいもの全部買う!! 」
嗚呼 ・・ やっぱり私たちって肉食系、バブル世代ww
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それにしても ・・ 不思議です。
例え話だとしても、欲しいものは無いのでしょうか。
欲とは是即ち生きる上での活力だと思います。
どうしても欲しい物があるから頑張ってお金を貯める。
どうしてもクルマが欲しくてローンば組んじゃったから
死にもの狂いで仕事を頑張る。
オンナにモテたい。 アノ娘とヤリたいw
それにはイイ服が欲しいしクルマも欲しい。
高級レストランにも行きたい。
でも今の給料では難しい。 だからもっと頑張る。
若い頃、そう思って怒られても怒られても
クソツマンナイ仕事に耐えてきました。
さとり世代なる若者たちは・・
特に欲しいものもないから、今のままで充分。
だからあえて嫌な思いをしてまで頑張る必要もない。
そういう考えなのでしょうか。
ううん ・・・ まったく理解不能です。
「 早く仕事を覚えなさい! 」
「 何故ですか 」
「 そりゃお前、早く覚えれば出世も早く 」
「 出世したらどうなるんですか 」
「 給料も上がるだろう! 」
「 給料なんて今のままで充分ス 」
こりゃあ会話が成立する訳がありませんねw
だから若者世代のスキル不足、労働力が低下し
生産性も上がらず景気も良くならず
ますます将来を悲観し夢も希望もなく冷めた世代が増加・・
これぞまさしく 「 さとりスパイラル 」。
*
とある知り合いから、こんな会話のようすを聞きました。
「 生活のことや子供のことでダンナとケンカになって 」
「 ハイ 」
「 なしてウチはこんなに苦労してるのって 」
「 ハイハイ 」
「 したらダンナが、いつもそうやって文句ばかり言わないで 」
「 ええ 」
「 現状を受け入れ、この小さな幸せを噛み締めなさいって 」
なるほど。
子供がいれば色々大変なことも多いし
自分を犠牲にして子供優先の生活にならざるを得ないでしょう。
でも子供がいて家族がいるというのは、本当に幸せなこと。
それをシッカリと噛み締めれば今の苦労なんて ・・ ということですね。
例えば子供のいない、夫婦だけの家庭の場合。
その分ふたりきりで過ごすことができる時間があります。
お父さんとお母さんではなく、いつまでも男と女でいられます。
趣味に好きなだけ時間もお金も費やすことができます。
それはそれで幸せなことでしょう。
スゲーぜダンナさん!!
あの人は、あそこのウチは ・・ なんて ドウデモイイこと。
要は自分たちがいかに充実した生活を送ることができるか。
それを受け入れ、幸せだと思うことができるか。
素晴らしいぜダンナさん!!!
若い頃は、とかく他人のことが気になりがち。
他人は他人、他所は他所。
自分たちが幸せだと思えばいいじゃないか。
不惑目前にして初めて ・・ そんな悟りを開けるのかな?
しかしながら ・・ そんな風に思えるようになったのも
それなりの年齢や経験を重ね、苦労してきたからこそ。
20代くらいでそんなことを考えるのは、まだまだ早すぎる。
若者よ! もっと欲を持ってなりふり構わず
カッコつけずガムシャラに生きてみても良いのでは??
きっと ・・・ その方が人生楽しいと思いますよ♪


