あの日の記憶 | つれづれなるままに、シルビア。
いつもふざけたことばかり言っている私ですが
今日という日だけは、真面目に記事を書くことにします。


【 3.11 】 ・・ あっという間の一年でした。


あの日、私は街へ買物に出掛けていました。

駅前にクルマを停め、そこで少しばかり用事を足し
地下鉄に乗って ・・ 違うデパートへ。
ちょうどその頃、地震が発生したようでした。

地下にいたからか、まったく揺れに気づかず。
駅前に戻ろうと地下鉄駅へ行くと、運休しています。


「 人身事故でもあったのかな ?? 」


そんな話をしながら、歩いて駅前へ。

駅のデパートで知り合いに会い、地震があったとの情報を。


「 なんか揺れたらしいですよー 」
「 へえ。 ゼンゼン気づかなかったわ 」


この時は、よくある普通の地震だと思っていました。


我が家に帰り、テレビをつけます。 災害の時は NHK。
札幌は確か ・・ 震度 2 か 3 だったかな ?

どうやら東北地方が凄いことになっているよう。
津波の映像もありましたが、上空から映した かなり引いたアングル。


「 うわ !! 津波スゲーよ 」
「 あれ ? 今あのクルマ、飲み込まれたんでない ?? 」


そこは NHK。 映像がすぐに切り替わりました。
今思えば、ショッキングなものは当初避けていたのでしょうか。


「 ちょっ、とりあえずガレージ見てくるわ 」


私はそう言って イチサンくんのいるガレージへ。
タイヤを高く積んでいたので心配でしたが、何ともありませんでした。

タイヤを降ろして低く積みなおし、工具やパーツを置いた棚の前に
大きなダンボールを立て掛けておきました。

「 カーボンボンネットが無事で良かった 」

そんな呑気なことを書いていたような気がします。
今にして思えば、本当に恥ずかしい。

そんなもの、命さえ無事なら どうでもいいのです。


家の中に戻ると ・・・ ラムちゃんが叫んでいます。


「 ちょっ ! ちょっと !! テ、テ、テレビ見て テレビテレビ !!! 」


チャンネルは民放に変えられていました。

私の目に飛び込んできたのは ・・・
まさか現実とは思えないような衝撃の映像。
凄い水の流れが 街を根こそぎ押し流していくようすが ・・ !!!!


「 な ・・・ なにさ コレ !!! 」


ここでようやく、日本で何が起きているのか理解しました。


「 仙台のオジさん、大丈夫 ?? 」
「 電話してみるわ ・・・ ダメ、つながんない 」
「 オトウトくんは東京だよね ? 」
「 そうだよ 」
「 なんか、帰られないってテレビで 」
「 電話 ・・ こっちもダメだわ 」


一気に不安になりました。 こういう時、どうしたらよいのでしょう。


翌日の朝刊。

つれづれなるままに、シルビア。-北海道新聞朝刊20110312.jpg




この一年、色々なことが起こりました。
色々な人たちが現れました。


相変わらず自分の選挙のことしか考えない政治家。

情報を分かりやすく伝えようという気のない、電力会社。


放射能放射能とヒステリックに騒ぐ人。

放射能が心配ないとか、問題ないと言っているのではありません。
放射能汚染は確かに深刻な問題です。
私が許せないのは、イメージだけで必要以上に不安視し
他人にも同じ価値観を強要することです。

食品会社に使用原材料の産地を問い合わせ、分からないと言ったら
クレーマーの如く騒ぎ立てるヤカラもいるとか。

怖いなら、嫌なら、あなたは食べなければいい。 それだけです。

もちろん、ここに書いていることも “ 私の ” 価値観です。
絶対そうするべきと強制するつもりは ありません。


被災地や避難してきた方々を差別する人もいると聞きました。

瓦礫受け入れを拒否したり、東北産 “ 以外 ” のモノにこだわる。
自分や家族が被災したり 大切な友人が被災地出身でも
果たして同じような行動がとれるのでしょうか。

まさに 人 間 の ク ズ !!!!!


私の生活にも変化がありました。

チャリティーなるものに否定的だった私が
ほんのわずかのお金を出し、チャリティーグッズを購入。

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当たり前のことかも知れませんが
今までの私では、決して考えられないことです。

このブレスレット、イチゴくんとミニカくんに装着しています。

つれづれなるままに、シルビア。-イイ感じです!!


イチサンくんを廃車にし イリーガルな走りを辞めたのは
震災とはまったく関係ないのですが
同じ年に起きた出来事として、偶然ではないのかも知れません。

いや、偶然ですよね。 全然関係ないこと。

アクシデントは自業自得。 そういう走りをしていれば当然起こり得る
想定できる範囲内のリスクです。

命の大切さ、生きている有難さを考えさせられる出来事でした。

生かされた命。 もう粗末にはしません。
走っている人がすべてそうとは言いませんし、否定はしませんが。


実際に被災していない私にとって
あの日の記憶はきっと年々薄れていってしまうのでしょう。

こうして言葉にし、拙いながらも文章にして残すことによって
あの日のことを忘れず、命の大切さを考える日にしたいものです。


被災されたみなさま、心からお見舞い申し上げます。

亡くなられた方々のご冥福をお祈りするとともに
被災地の一刻も早い復興を願ってやみません ・・・


明日からはまた、普段どおりのくだらない内容に戻ります。

どうか変わらずお付き合いくださいますよう、よろしくお願いいたします。