ドグ操作の注意点 | つれづれなるままに、シルビア。
ドグミッションは、シンクロ機構がありません。
その分ギヤの厚みを増す事ができ、また材質も丈夫な物を使用していますので、強度が出ています。

システムは単純そのものの為、非常にダイレクトなシフト感覚です。

スコンスコンと気軽にシフトは出来ず、少しだけ慣れが必要です。

私がスポーツ走行、ちょっと街乗りに使用した上での、私なりに感じた注意点を挙げます。

・充分な暖機。
ミッションオイルが暖まるまではゆっくり丁寧に。

・覚悟と思い切り。
そおっと入れてもギヤに弾かれ入りません。覚悟を決めてガツンと。大丈夫、壊れません。

・自ら確実に。
ノーマルミッションは次のギヤに自然と吸い込まれますが、ドグはそんな事一切無し。次はココ!と確実に叩き込みます。ガツンと!ある意味、本当のマニュアルです。

・シフトミス要注意。
シンクロが無いため、回転が合っていなくても入ります。⑥→⑤と思いきや③に入ったり、⑤→④と思いきや②だったり(注・HKSの場合)…全開時なら確実にエンジンブロー。入れた瞬間、いつもよりガツン!という音が大きかったり、何かおかしい予感がしたら、クラッチは繋がずにギヤを抜き、とりあえず⑤か⑥へ。「迷ったら高いギヤ」です。

・無用なシフトダウンはしない。
街乗りでも頻繁にギヤを変え、最適な回転数をキープするのがマニュアルの醍醐味ですが、ドグは我慢。ギヤを痛めないため、最低限にします。多少動きがトロくなり、コンパクトカーにバンバン割り込まれますが、我慢我慢。別にイイじゃないですか(^O^)

・バックは丁寧に。
車の話ですよ、車の…笑。その構造上、各ギヤに充分な厚みを持たせるため、その分バックギヤが非常に薄くなっています。バックに入れる時は一度完全に停止し、一呼吸置き(まだ内部でギヤが回転している)、そおっと「差し込み」「入れてあげ」ます。車の話ですよ、車の・爆。回転もあまり上げず吹かさず。走行○メートルでバックギヤ破壊!なんて怖い話も聞いた事があります。高橋レーシングみたいな、あぶない刑事みたいなバックスピンターンは我慢。車庫入れも多少トロくなりますが、別にイイじゃないですか(^O^)

・準備は早目に。
ドグはシンクロが無く、数枚のドグ歯が噛み合う事でギヤが繋がります。従って停止している状態からは、一回でギヤが入らない事も。そんな場合はクラッチを踏み直せば入りますが、信号待ちの先頭なら焦ります。交差点では隣の信号が黄色になった時点でギヤを入れ、発進の準備をしておきましょう。

・ノークラッチは程々に。
クラッチを切らずにダイレクトにギヤを叩き込むシフトアップはドグの醍醐味です。でも、クラッチによる駆動ロスが無い分、思った以上にスピードが乗ります。全開時のココ一発!という時以外は、普通にクラッチを使った操作の方が無難です。

・確実なヒール&トウ。
回転が合っていなくてもギヤが入りますが、シフトミス&エンジンブローの元。素早く正確な操作が要求されます。例えば⑥全開から2つギヤを落としてコーナーをクリアする場合…バアーーン、グゥーーン、バンガチン、バンガチン、バアーーーーンという具合に。判ります?・笑。

・騒音には耐えろ。
元々、競技用パーツです。ギヤの唸り音、シフトショック、シフトチェンジ時の「ガチャン!」音は相当なモノですが、我慢我慢。快適性と引き換えの、走行性能の向上です。別にイイじゃないですか(^O^)

・マメなメンテ。
エンジンと同じ位マメに、イイオイルを交換してあげましょう。コストはかさみますが、ブローした時の事を考えれば…汗。


皆さんの参考になれば幸いです(^O^)
つれづれなるままに、シルビア。-SBSH0970.jpg
つれづれなるままに、シルビア。-ts_img_01.gif
つれづれなるままに、シルビア。-ts_img_02.gif