いや〜、夏ですねぇ。
日曜日はツーリングにでも行こうかって思っていたんですが、夏の暑さに恐れをなして出かけるのはやめたんですわ。
夏といえば、海〜とか花火〜、盆踊り〜なんて思いがちですけど、僕はこの季節になると大東亜戦争っていうワードが思い浮かぶ。
終戦が8月15日の暑い日だということもあると思いますが、日本軍の主戦場が南太平洋の島々や東南アジアのジャングルの中という、暑い場所が多かったってこともあるのかな。
母国から遠く離れた異国の地で、日本を国民を自分の大切な人々を護る為に食糧や水、武器弾薬が尽き、文字通り最後の一兵になるまで戦い、玉砕し散っていった英霊たちのことを考えてしまうんです。
そんな中、エアコンの効いたヲタ部屋でボケ〜っとしてたんですけど、ふとXの投稿を見てたら下の記事を見つけた。
ちょっとこの投稿だけを見ていたら、あまりにも酷い話なので調べてみた。
昭和20年7月25日午前10時頃、米海軍の空母ランドルフから発艦した戦闘機グラマンF6F3機が保戸島にあった小学校に爆弾を投下した3発の内の1発が、校舎に当たって全壊させ、さらに校舎に向かって繰り返し機銃掃射をしたという事件だ。
その結果、小学校の校舎内にいた教師児童約500名の内小学生125名、教師2名の合わせて127名が死亡したという。
島には、九州方面に空襲のために上空を通過する米軍機を監視して通報する監視哨が置かれていたので、その日本軍の施設が狙われ誤爆されたという説もあるが、未だに真偽のほどは明らかになっていないそうな。
アメリカ公文書館には、保戸島にある日本軍のレーダーを攻撃したという記録が残っているそうです。
この記録は、当然空襲を行った戦闘機パイロットの報告を基にして記録されたものだ。
しかし、下の写真を見ていただきたい。
〇印が小学校の位置なので普通に考えて、こんな低い位置にレーダーサイトがあるようには見えないだろ。
レーダーってのは高い位置にあるから接近してくる敵機を探知することができるんで、こんな場所にレーダーなんてあるわけがない。
僕は、米軍機パイロットはレーダーサイトではなく、おそらく小学校だと知っていて敢えて攻撃したんだと思う。
事実として本土空襲時、米軍パイロットが逃げ惑う民間人に対し、女子供だろうが老人だろうが、見境なく機銃掃射して殺戮していたという証言が数多く残っている。
おそらくその根底には、日本人なら片っ端からぶっ殺せというような人種差別の意識があったんだろう。
まぁ、東京大空襲をはじめとして日本各地に対して行われた民間人を狙った都市爆撃や原爆なんぞを落とすような連中だからね。
日本各地で似たような悲劇が繰り返されていたんだろう。
ただ、✕の投稿の中で
「怪我をした児童が泣きながら校庭へ逃げると米軍がJAPと叫びながら機銃掃射で全員を殺害」
って書いてあるけどさ
wwwちょwwお前それwww「JAP」って誰が聞いてたんww
それから、全員殺害されてねぇしwww
ってなるから、信憑性が薄れるんだよね。
何かを意図して投稿してんのかな?
アメリカに対する憎しみを煽るためかな?
この投稿に対して、投稿者の意図通りに
・ アメリカは酷いことをする
・ 憲法改正派はよく考えてほしい
・ 戦争が悪い
みたいなコメントが散見されてたね。
僕はこのような民間人に対する攻撃は、悲劇的だし断固反対だし、ましてや一方的に子供たちを狙うような攻撃に怒りさえ感じるが、根本的にアメリカに対する憎しみを煽ることや憲法改正反対に結び付けることは間違っていると思うのです。
昔、アメリカ軍が日本人に対してやっていた国際法違反の攻撃を、今はロシアがウクライナに対してやっている。
だが、ウクライナの人々はこのような理不尽な攻撃に対して、戦いを挑んでいるのを見ていると、むしろ憲法改正は不可避であると改めて思うのです。
この大分県保戸島空襲は、大戦末期の日本が制空権も制海権も奪われて抵抗することもできない状態の中で行われている。
要するに、どんな酷いことをしても、相手方からは復讐される心配がない状況の中で行われているということ。
このことをよく考えないといけないよね。
もしも日本人が、理不尽な攻撃に抵抗することができないと相手方に思われてしまったら、同じことが繰り返されてしまう可能性があるということだ。
もし万が一、同じことが繰り返される可能性があるのなら、憲法9条なんてクソ喰らえだと思っているのは僕だけだろうか。
✕の投稿を見てちょっと考えさせられたドテチンさんなのでした。