やっぱし沖縄だよ~ | ローライダー

 今日久しぶりにTVを見ていたら、TBSの報道特集というアホ番組で、今年4月28日、沖縄県うるま市在住の女性20歳が、アメリカ人男性に暴行され強姦された上に殺害されたという事件を特集していました。

 番組では、あたかも現役の海兵隊員が犯した犯罪という呈で放送していましたが、ちょっと調べてみたら、実はこれ、アメリカ軍の兵士でも何でもない男の犯行でした。

 このアメリカ人男性は、確かにかつてアメリカ海兵隊に所属し、沖縄県内の基地に駐留していた経験を持っていたが、既に除隊しており、その後日本人女性と結婚し、妻子とともに沖縄県内に居住していたといいます。 

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(米軍関係者って、ただの出入り業者だし)

 この事件を最大限に利用しようと、5月19日に犯人が逮捕されると、別名人民日報沖縄支部の琉球新報と沖縄タイムスが号外を出して大騒ぎを始めました。

 同日夜、岸田外務大臣はキャロライン・ケネディ米駐日大使を外務省に呼び、厳重抗議。

 翌20日、在沖米軍のトップ、ローレンス・ニコルソン中将が沖縄県庁を訪問し謝罪。

 その後、カーター国防長官が「日本の法制度に基づき責任が問われることを望む」という見解を中谷防衛大臣に伝えた。

 同月23日には、伊勢志摩サミットで来日中のオバマ大統領が「心からの哀悼と深い遺憾の意」を表明した。

 6月4日、シンガポールで開かれた国際会議で、中谷防衛大臣とカーター国防長官が会談。

 日米地位協定における「軍属」の範囲の見直しについて合意。

 6月5日投票の第12回沖縄県議会議員一般選挙では、まんまと米軍撤退を主張する県政与党が躍進する。

 この事件に関連して6月19日には、いつものように沖縄サヨクが県民集会を開いて動員をかけ、主催者発表6万5000人以上(かなり盛っている模様)の人が集まったという。

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 ただ、容疑者は軍組織には所属していない民間人なのだが、勤務先がアメリカ空軍嘉手納基地内にあるインターネット関連会社であったため、日米地位協定の定める「軍属」に該当する可能性があるという。

 「軍属」の可能性があるというだけで、在沖米軍のトップが謝罪したり、米駐日大使が外務省に呼びつけられ抗議を受けたり、アメリカ大統領が「遺憾の意」を表明したり、アメリカはかなりこの事件について気を使っていることが窺えます。

 現役の軍人の犯罪ではないのに、こちらが驚く程の気の使いようだ。

 アメリカにとっても沖縄の基地はアジア戦略の要であり、日米同盟は安倍政権になってからかなり強固になってきているという背景があるのだろう。

 また我が国が、集団的自衛権の行使容認を決定したということもあるかもしれない。

 それが反日サヨクには面白くない。

 中共にとっても面白くない。

 沖縄県民集会に参加している人たちへのインタビューでは、反日サヨクにすっかり騙されてしまい「沖縄はいつまで苦しめられるんでしょうか」なんて言ってたりする。

 だが、それが短絡的に

「海兵隊は出て行け~」

とか

「基地はいらない~」

なんていう主張に転嫁されてしまうのは、どうにも考えられない。

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 せいぜい

「米軍は兵士の綱紀粛正を厳格にしろ!」

(今回は、ただの出入り業者ですがね)

という主張になると思うんだが、僕間違ってますかね?

 

 以前にも当ブログで述べたことがありますが、沖縄を中心とした東シナ海や南西諸島方面は、覇権国家支那との国境に当たる最前線だ。

 先日も支那海軍の艦艇が、我が国との接続水域を航行して緊張が走ったばかりである。

 尖閣諸島周辺は、同じ沖縄県石垣島の漁民たちの漁場なのに、満足に漁にも出れず、支那の漁船やら海警の巡視船やらが我が物顔で跳梁跋扈し、我が国の海洋資源をさらっていってしまっている。

 そんな状況なのに、米軍出て行け!基地はいらない!って、どんだけ危機感がないのか。

 中共工作員の稲嶺沖縄県知事やその取り巻き、中共機関誌に成り下がった琉球新報や沖縄タイムスに踊らされて、沖縄がどれだけ危機的な状況なのか判らないのだろう。

 なるほど我が国に外国の軍隊が駐留しているというのは、私だって忸怩たるものが少なからずあるが、それならば憲法を抜本的に改正して、自衛隊を日本軍にして大幅に拡充し、サヨクのみなさんが言うような、戦争ができる日本軍を米軍の代わりに駐留させ、核兵器を持つことしか、今そこにある危機を脱する方法がないではないか。

 米軍がいるから、日本の防衛費はGDP比1%以内とかのんきなことを言っていられるんだよ。

    米軍の代わりに、日本軍を置こうと思ったら、GDP比5%くらいはかかる。

 先日も少し書いたが、共和党のトランプ氏が大統領になったら、本当に在日米軍が撤退なんていうことになるかも知れない。

 そうなれば、日本の軍事大国化は避けて通れない道だ。

 また万が一支那と戦争だということになったら、中共の工作員は外患誘致罪、サヨクのみなさんは破壊活動防止法違反で全部逮捕することになる。

 沖縄は無防備都市にするって、どう転んでも沖縄サヨクのみなさんの思惑通りにはならないんですよ。

 71年前のようにはならない。

 沖縄はどんなことをしても絶対に守るんです!

    一兵たりとも敵に、我が国の国土を踏ませない!

 だって沖縄での悲惨な地上戦なんて、もうこりごりなんでしょ?

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    ということで、今回も軽~~い乗りでブログを書こうと思ったのだが、TBSなんていう反日TV局のアホ番組を見てしまい、しかもテーマが沖縄ってことだったので、一言言ってやりたくなり、面倒臭い話になってしまいました。


 そういえば、71年前の6月23日は沖縄戦終結の日でした。

    71年前に、日本を守ろうとして命を落とされたみなさんに…合 掌