気がついたら
「いちに、いちに・・・」と自分に声かけしながら歩いていました。
思わず知らずしていたこと。
いちに、いちに、
一歩一歩。
いちに、いちに、
よしよし、がんばれ。大丈夫。
いちに、いちに
どどどーっと人の波、かつかつかつ急ぐヒールの音、じろっと見る誰かの目。
波はこわい。音はせかす。視線はときにいたい。
でも
いちに、いちに
マイペースを感じるとき。
いちに、いちに
ゆっくりのなかに向上心をもって
いちに、いちに
いちに、いちに、でここまでこれた。
さあ、いちに、いちに・・・。