先日、INF投与に病院へ行ったとき、
ばったり入院中隣のベッドにいた方にあいました。
その方は、B型肝炎による肝臓癌で入院されていて検査している最中でした。
私の入院していた病院ではラジオ波による癌治療をやっています。
ですが、ラジオ波ができないサイズ(3~4cm以上)にまで癌が大きくなっていたため、切除できる病院へあわただしく転院されていきました。
*ラジオ波による肝臓がん治療とは?
http://www.yomiuri.co.jp/iryou/medi/saisin/20060220ik0f.htm (読売新聞のサイトより。)
肝臓がんを切らずに治す「ラジオ波治療」が普及している。おなかに針を刺して電気の熱でがんを焼く方法で、3センチ以下の小さながんなら、手術と変わらない成績を上げている。ただ、熱で周りの臓器を傷つけるなどの事故も起きており、長所と短所をよく理解して治療を受けたい。(田村良彦)
無事、手術は成功し経過は良好とのこと。
とってもとっても安心しました。
この方は、入院中、数日間隣のベッドになっただけですが
私にとっても私の母にとってもすごく大切な方です。
というのも、私が初めて出会った家族以外の母子感染の方。
母が初めて出会ったお子さんに母子感染させてしまった方。
誰も母子感染していること、母子感染してしまったことを
そうそうに口にすることはありません。
母が見舞いにきたときにこの方を紹介したときの涙。
母はとても心細かったんだなぁ、って初めて気がつきました。