ぶっちゃけてしまいますが。


 私は昔お付き合いしていたB君にB型肝炎を移し、自分がキャリアであることを知りました。(現主人ではありません。)


 B君は、GPTが5000まで上昇。その後劇症肝炎と診断され

生死の境をさまよいました。

(命をとりとめ生きてます。)

  

  *急性肝炎の1~2%が劇症化すると言われている。

   劇症肝炎を発症した人の70~80%は死亡する。

   http://www.bkanen.net/info_03.html  肝炎ネットより

  




  いつも大食いだったB君の食欲が激減。

下痢、嘔吐が続いた2日目、さすがにやばいと病院へ行くことに。

私はというと、「じゃぁ病院へちゃんと行くんだよ~」とだけ言い、

いつもどおり学校に向かいました。


(まさか自分のせいでこうなっているとは思いもしないので)。



 講義が終わり連絡してもつながらず。

夜になりB君からの連絡が入り、


 

    「即入院させられた」と。


 



私はただただびっくり。



 私:「どうしたの?そんなにひどかったんだ。

    とりあえず、すぐ病院行くね」


B君:「いや、こなくていい。

    それより、ちゃむもすぐ病院に行かなくちゃならない」


 私:「なんで?」


B君:「俺は、急性肝炎らしい。B型肝炎。

    ちゃむもこうなるかもしれないから」


 私:「うつるってこと?」


B君:「そう。潜伏期間が数週間~6ヶ月あるって。

    いつ、どこで移ったかわからないけど・・・・・

    ちゃむも俺と同じになるかもしれない。

    とにかく、すぐ病院に行って検査して」


 私:「もう夜だから明日じゃないと・・・・。

    明日、すぐ病院に行って検査してくる。」


(もちろん多少フィクションありです)




 これが、私がB型肝炎と出会った日。今でも鮮明に覚えている。

 そして、今でも時たま

 「なぜ、母はキャリアの事実を私に伝えてくれていなかったんだ?」

 という思いが頭をもたげてしまう。



 もっと早く知っていたら。。。。と。




「キャリアであること」


これがわかり、自分のせいで人を死の瀬戸際に追いやったことを

認識したときの恐怖感。

いつ思い出しても苦しく、忘れたくても忘れられない。


もし、自分の子供にもし移ってしまったら。

私のようなことが決して繰り返されてはならない

それでも私は迷う気がする。いつ、伝えればいいのか。