肺腺がん、時々は乳がん記録 -7ページ目

肺腺がん、時々は乳がん記録

1970年生まれ、女性、肺腺がん(2014年3月胸膜播種のためステージ4告知)、ALK陽性。ついでに2015年2月原発性乳がん(粘液癌)の温存手術もし、複合がん認定。病気になっても、病人にならないを目指しています。

1月9日からリハビリ勤務を開始し、高熱も乗り越え、1月30日に復職最終判断の4者会談(人事部、配属部、産業医、私)を迎えました。

懸念点は高熱のことですが、がんが増悪していないことは19日の診察時に主治医に確認できたし、ということで、シャンシャンと復職が承認されました。

 

その時の、産業医の援護射撃が秀逸でした。本当に感謝です。

 

この病気は治ることはできない。でも治療が奏功しているおかげでこうして復職できた。

でもいつ悪くなるか分からない。

表面には決して見せていないが、そんな不安やストレスがある状態のなかで彼女は生きている、ということを分かってあげてほしい。

 

いささか必要以上に元気アピールしていたのが見透かされたようでしたね。

 

残念ながら、ながらワーカー(治療しながら働く)向けの特別な人事制度は現在のところ皆無です。

私が復職できたのは、規定の年次休暇(年20日間)の範囲で労働できると見込まれたためです。

 

ながらワーカーに優しい組織になるには程遠いですが、こうした産業医の発言や実例を積み上げることで、少しでも会社が、社会が変わっていくといいなと思いました。

 

そして、2月1日、無事人事発令をいただきました。

同僚にずいぶんと助けられていることに感謝です。

ボチボチやっていこうと思います。