福島県三春のやわらぎの湯で戦う岩盤浴 4月27日から5月2日 | 肺腺がん、時々は乳がん記録

肺腺がん、時々は乳がん記録

1970年生まれ、女性、肺腺がん(2014年3月胸膜播種のためステージ4告知)、ALK陽性。ついでに2015年2月原発性乳がん(粘液癌)の温存手術もし、複合がん認定。病気になっても、病人にならないを目指しています。

次の診察はゴールデンウィーク明けの5月6日。ゴールデンウィークがまさかこのようなことになるとは思っていなかったので、ノープラン。


そこで父親が15年前に肺がん闘病していたときに定期的に通っていた福島県三春町(滝桜が有名で、登山家田部井淳子さんの出身地でもありますね)のやわらぎの湯という、ラドンの岩盤浴に行ってきました。


当時、なかなかの混雑ぶりで予約がとれないかなと思って電話したら、意外にあっさりとれました。宿自体の規模も大きくなったおかげですが、福島原発事故の影響も否めないようです。


一日3回の岩盤浴の科学的な効果は分かりませんが(もちろん信じてますよ!)、ピアカウンセリング効果はあると思いました。お金を大目に出して個室を選択することもできますが、大部屋で同じがん患者同士の情報交換、励ましあい効果は絶大です。常連さんの明るさ、深刻なことも笑い飛ばしながら語らう力強さには、普段他の患者に出会える機会のない私にはとても影響力がありました。


そっか、同じこと言うのでも、笑いとばしていいんだ。。。


ちなみに、主治医には温泉に行ってもいいかを確認しましたが、OKとの返事でした。

ただ、岩盤浴いわゆるサウナで、抗がん剤が汗とともに流れてしまったのでは、、、終盤、身体がむくんできたので、腎臓に負担をかけすぎてしまったのでは、、、という一抹の不安は否めませんでした。


また、胸痛はあいかわらずでしたが、肌に感じていたかゆさともの違うチクチク感(神経系の副作用かな)はなくなりました。


それでも、患者仲間から得た病への向き合い方、これだけはしっかりと得ることができましたし、自分のなかにとどめておこうと思います。また機会があったら行ってみようと思います。


患者の会の良さってこのようなところにあるんでしょうね。