ザーコリ導入入院 4月8日~4月16日 (まとめた記録) | 肺腺がん、時々は乳がん記録

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1970年生まれ、女性、肺腺がん(2014年3月胸膜播種のためステージ4告知)、ALK陽性。ついでに2015年2月原発性乳がん(粘液癌)の温存手術もし、複合がん認定。病気になっても、病人にならないを目指しています。

ALK陽性であることが判明し、ファーストラインの治療としてザーコリが採用となりました。間質性肺炎などの重篤な副作用のモニタリングのため、入院でスタート。ちなみに差額ベッド代なしの4人部屋でした。


4月9日の朝食後から飲み始め。

事前に薬剤師から説明があったし、ほかの方のブログも読んでいたので、ある程度の副作用は覚悟して、かなり不安な気分でスタート。

体力だけは落とさないようにと、なにがあっても食事はがっつり食べ、ヨガも毎日することを決意(ヨガマットは持参し、面談室で朝夕実施)。本当は歩きたいけど、歩けるようなスペースが院内にはない。。。


4月10日 血圧が低くなったくらいが変化。入院時のアンケートでソーシャルワーカーさんとの面談の希望の有無を聞かれており、せっかくの機会なので希望していたら、時間をもらえた。ザーコリのお値段(仰天するほど高い!)、高額医療制度、私が入っている健保組合の追加的な支援制度を懇切丁寧に教えてくれる。経済面、医療制度面(在宅医療のこと)とか今後なにかあれば相談にのってくれるとのこと。このような制度が無料であるなんて日本はすばらしい。


4月11日 睡眠の質がよくなく、夜中に何度も目が覚める。以後ずっと。


4月12日 下痢。いよいよ来たか、、、と思ったがなんとかこの日だけ。原発の胸部が時々チクチク痛む。鎮痛剤が必要なほどではない。


4月13日 早朝トイレに起きて、視界の異変に気付く。残像が残って見える。ただし、暗闇のなかの薄明かりの下のみ。昼間の光は異常なし。


4月14日 ピアサポーター制度なるものが院内で定期的にあり、のぞいてみる。働きながらがん治療を受けていたことがある女性と話をさせてもらう。現在は仕事はやめて家事と子育てに専念されて、治療もおこなっているとのこと。治療しながら、このようなサポーターになってくださっていることにとても頭が下がる。


(じんましん発生)消灯の9時くらいから手がかゆくなる。蚊にさされたような膨らんだ形状のものが、どんどん広がってきたので、10時にナースコール。当直医に見てもらって、12時半コウヒスタミン剤を服用。寝る。朝にはほぼなくなっていた。


4月15日 じんましんは一過性のものだったらしく、ザーコリは継続することに。よかった。おそらく入院のストレスか???今度は便秘気味になったので下剤をもらう。


4月16日 血液検査、尿、X線検査をして、問題なしということで退院のゴーサインが出る。X線上も胸水が減っていることが確認できて、ほっとする。


1週間経過しての副作用。

副作用としては、夜間照明下での視覚異常。食事はほぼ完食。消化器系の副作用がないことに本当に感謝。左右の胸部と背中にチクチクとした痛みがたまに走るのが気になる。ザーコリががんと闘っている痛みなのかしら。