さて、今月も血液検査デーを迎えた。朝からたくさん水分を採って腕も温めて準備万端。採血が混んでいたので45分待ち、順番が巡ってきた看護師さんはベテランそうで一安心。

と思ったが、良くないパターンに。私の血管を見て「細い…」と呟き、明らかに自信が無さそう。前回は手首の血管で採血してもらってうまくいったことを伝えても「私は手首は怖いので…」と言われてしまった。そうなのか、誰もが出来ることではないのねとガッカリ。とりあえず感で腕に針を刺したが、やはり血管を捉えられずにそうそうに「抜きます」となった。で、そうそうに「担当変わります」と告げられた。自信がないのなら、刺す前に担当を変わって欲しかった。

その後、「担当変わります」の時によく出てくるゴッドマザーのような白髪の温和な看護師さんが変わってくれて、腕を下げた状態で採血できる台に腕を乗せ、あっというまに「そんなところに血管あるの？」という場所から採血を成功させた。もはや魔女のようだ。毎回この看護師さんにやって欲しいと思ってしまう。

ちなみに最初に当たった看護師は、次の患者でも「変わってください」と他の看護師に頼んでいたので、採血が苦手なのではないだろうか。"適材適所"って大切。

採血が終わってやっと一息。院内のコンビニに行ったらオリンピックにちなんで「フランスフェア」をやっていた。入院している人達はこういう変化はうれしいだろうな、と思ってほっこりした。

看護師さんに依るところが大きい採血