
先日、東京に向かう新幹線でどこからか「ミャー」という音が聞こえた。近くに座っている誰かが猫の鳴き声を着信音に設定しているのだと思い、大して気にしなかった。
しばらくすると、ミャーが連続して聞こえ、音も微妙に違ったので「?」と思って周りを見ると隣の隣の席の折り畳み机に乗せられている四角いケースが動いている。
「あ、本物の猫だ」と思ったのと同時に、動物って新幹線に乗せられるんだっけ?と考えた。調べてみると、諸条件はあるもののお金を払えば乗せることができるらしい。
問題は私が猫アレルギーであることだ。
廻ってくる駅員に席移動を打診しようかとも思ったが荷物も多かったので面倒で止めた。が、やはり気持ちは複雑だった。
東京までの 2時間半、猫の鳴き声を聞きながらアレルギーが出ないことを願った私の気持ちはどうにも消化しきれなかった。
在来線なら車両も移れるし良いのだけど、新幹線の指定席は色々と弊害があるなと思った。
そんなはなし。