和歌山でちょっとした用事ができたので、せっかくだしランチも楽しもうと思い立ちました。

和歌山駅周辺は何度も訪れていて、気になるお店はだいたい行き尽くした感があり、最近は「ここ行ってみたい!」と思えるお店が少なくなってきたんですよね。

ネットで新しいお店を探してみたものの、なかなかピンとくるところが見つからず…。

そんな中で見つけたのが、こちらの居酒屋さん。でも、店名の最初に「馬刺し」とあって、正直あまり惹かれずスルーしかけました。

ところが、よく見ると「地鶏」「マグロ」の文字が。特にマグロの刺身が大好物な私としては、これはちょっと気になる…!ということで、ネットでメニューを調べるとマグロのお造り定食があったので、行ってみることに。

訪れたのはお昼の12時半ごろ。お店の前には3人ほど並んでいて、「うーん、どうしようかな」と思っていたら、ふと昔ブックマークしていた近くの別のお店のことを思い出しました。せっかくだし、そっちも見てみようと5分ほど歩いて移動。

到着して中に入ろうとすると、「満席です」とのこと。残念…。というわけで、最初のお店に戻り、まだ待ち客がいたら別の事を考えようと思いました。

戻ってみると、ラッキーなことに待ち客はゼロ!これはチャンスとばかりに扉を開けて入店。…と思いきや、店員さんに「今満席なので、外でお待ちください」と言われ、外で待つことに。

ふと考えると、さっきの店では「満席です」と言われた瞬間に諦めて帰ったのに、こちらでは「外でお待ちください」と言われ、素直に待っている自分がいる。

どちらも満席なのに…なんだか不思議な気分になりました。

和歌山ランチ 居酒屋 梅屋 馬刺し

外で待っている間、ちょっと時間があったので、店先に貼られていたメニュー表をじっくり眺めてみました。こういう時間って、意外と楽しいんですよね。どれにしようかな〜って考えるのも、ランチの醍醐味。
定食メニューがいくつか並んでいて、目当ての「マグロの造り定食」は1,280円。おっ、なかなか良心的なお値段。しかも、ご飯の量が選べるスタイルで、「大・中・小」の3種類。大盛りはプラス130円、中盛りは注文時に「中で」と伝えればOK。何も言わなければ自動的に小盛りになるらしい。こういう細かいルール、見落としがちだから要注意ですね。
そんなことを考えていたら、5分ほどして店内から男性店員さんが出てきて、「どうぞ」と入店の合図。いよいよです!
店内はL字型のカウンター席で、先ほど外で待っていた3人組はすでに手前に座っていました。店員さんに「カウンター席、手前へどうぞ」と案内されたのですが、3人組がすでに手前に座っていて、どこに座ればいいのかちょっと分からず…。一瞬戸惑ってしまい、何度か聞き返してようやく着席。

席に着くと、先ほどの男性店員さんがすぐに注文を取りに来てくれました。もちろん、迷わず「マグロの造り定食」をオーダー。ここまでは順調…だったのですが。
すると店員さん、メニュー表の左横を指さしながら「この中から1品選んでください」と一言。ここには、6つ7つ料理が書かれてます。えっ、選ぶ?何を?と一瞬フリーズ。外のメニュー表には載ってなかったのです。
どうやら、定食にはもう1品、選べるおかずが付いてくるらしく、その選択肢がメニューの横にずらりと並んでいたんです。唐揚げ、小エビ天、小エビ天うどん、馬のメンチカツなどなど…。完全にノーマークだったので、ちょっと焦りました。
でも、うどん好きな私は即決で「小エビ天うどん!」と伝えると、店員さんがその下に書かれてる「小エビ天?」と指差し確認。いやいや、違う違う、うどんが食べたいのよ…と思いながら、私はその上を指して「小エビ天うどん」と再度伝えました。
ところが、またもや「小エビ天?」と返され、なんだか押し切られる形で「じゃあ…小エビ天で」と答えてしまいました。うどんが付くと思っていたけど、もしかして違ったのかな?真相は謎のままです。

注文を終えてホッと一息ついたところで、またも男性店員さんから一言。

「味噌汁と漬物とお茶、セルフなんで。前の人が終わってから順番に。」

ふと見ると、カウンターの中ほどにセルフコーナーがあり、先に入店していたお客さんたちが順番に味噌汁をよそったり、お茶を注いだりしていました。なるほど、こういうスタイルなのね。

しばらく様子を見て、列が途切れたタイミングで私もそっと立ち上がり、味噌汁と漬物、お茶をいただきました。こういうセルフって、ちょっとしたアトラションだけど、なんだか「自分で整える」感じがして嫌いじゃないんですよね。

しばらくして、ついに料理が運ばれてきました。持ってきてくれたのは女性の店員さん。ここでちょっと、「料理の写真撮ってもいいですか?」と聞いてみたところ、にこやかに「ありがとうございます」と返してくれました。

その一言が、なんだかとても嬉しくて。というのも、先ほどの男性店員さんはちょっとぶっきらぼうな対応だったので、余計にその丁寧さが心にしみました。

マグロの造り定食と天ぷら

マグロの刺身定食、新鮮で美味しい

料理が運ばれてきて、いよいよ実食!…の前に、まずは許可を貰ったので写真タイム。せっかくのマグロ定食、しっかり記録に残しておきたいですからね。
カメラを構えてパシャリ。…と、そのとき、ふと気づいたんです。
「あれ、漬物、ちょっと盛りすぎたかも…?」
セルフコーナーで自由に取れるスタイルだったので、ついつい欲張ってしまったようで。でも、色とりどりで美味しそうだったんですよ、ほんとに。
そしてもうひとつ気になったのが、ご飯の量。中盛りでお願いしたはずなのに、見た目はちょっと控えめ。「あれ?これって小じゃない?」と一瞬不安に。
でも、食後に伝票を見てみると、ちゃんと「ご飯 中」と書かれていました。どうやら私の目が大盛り基準になっていたようです。いやはや、食いしん坊あるあるですね。

さて、いよいよ運ばれてきた「マグロの造り定食」。 料理はすべてお盆の上にきれいに並べられていて、見た目はなかなかのボリューム感。メインのマグロの造りを中心に、茶碗蒸し、こんにゃくの煮物、そしてチョイスした小エビの天ぷらが添えられています。

まず目を引いたのは、マグロの造りの一切れが海苔で巻かれていたこと。ちょっとした工夫が感じられて、見た目にも楽しい一皿です。ただ、肝心のお味はというと…うーん、正直なところ「普通」でした。

決して悪くはないのですが、期待値が高かったぶん、少し肩透かしを食らったような印象でした。

続いて茶碗蒸しとこんにゃくの煮物。こちらも丁寧に作られてはいるものの、味わいとしてはごくごく一般的。家庭的な優しさはあるけれど、特筆すべき驚きはありませんでした。

ところが、意外な伏兵が登場。それが、小エビの天ぷら。小鉢に添えられていた塩・胡椒との相性が抜群で、サクッとした衣にプリッとしたエビの食感が心地よく、思わず「おっ」と声が出そうになるほど。正直、ここが一番印象に残りました。

全体としては、派手さはないものの、バランスの取れた定食といった印象。特に小エビの天ぷらは、次回も選びたくなる一品でした。こういう“思わぬ当たり”があるのも、定食の楽しみのひとつですね。

 

かかった費用                             1280円                                                                                                       
評価                            ★★★3.2(5点満点) 
                                             
店名:馬刺しと地鶏とマグロ 梅屋
住所:和歌山県和歌山市友田町4-108
電話番号:073-433-6868
営業時間:月・祝日・祝前日
     17:00 - 23:00
     火・水・木・金・土
     11:30 - 14:00
     17:00 - 23:00

定休日:  日曜日  

来店の際は、事前に確認お願いします。