毎年、年始には家族とともにハルカスダイニングにて新年会を開催しております。今年も例年通り、家族に声をかけましたが、都合が合わず、今回は一人で訪れることとなりました。
今回こちらのお店を訪れたのには、少し特別な理由があります。
昨年末、欧州連合(EU)がニホンウナギを含むすべてのウナギ種について、国際取引の規制をワシントン条約に提案したというニュースを目にしました。最終的には2回目の採決で否決され、規制は見送られましたが、ウナギを取り巻く環境が厳しさを増していることを改めて実感しました。
また、ウナギの主な輸入先が中国であることも踏まえると、いつか気軽に味わえなくなる日が来るかもしれません。そんな思いから、今のうちに日本のウナギ文化をしっかり味わいたいと思い、このお店を選びました。
予約を済ませ本日訪問。
ハルカス14階には高級店が多く、店先で順番待ちをしているお店も余り多くなく、ちらほら見受けられました。
こちらのお店も、ウナギを扱っているだけに敷居が高いのか、待っているお客様はいらっしゃいませんでした。
予約をしていたため、入店後に名前を告げると、スムーズにテーブル席へ案内されました。
こちらのお店は高級店のためか、カウンター席は設けられておりません。私一人での来店でしたが、テーブル席へ案内されました。事前に予約をしていたこともあり、半個室のような落ち着いた空間で一人ゆっくりと過ごすことができました。
一方で、おそらく予約をされていないお客様かと思われますが、近くのニコイチのテーブル席では、2組のお客様がお食事をされていました。
接客はすべて女性のスタッフで、店内には3~4名の方が巡回されていました。そのうちの一人が、お茶とお品書きを持ってきてくださいました。
「お決まりになりましたら、お呼びください」と一言添えて、テーブルを離れられました。私は事前に注文を決めていたため、内容の確認だけを行い、すぐにお声がけいたしました。
注文したのは、セットメニューの「笹」(税込4,950円)と瓶ビール(税込770円)です。
すると店員の方から「「笹」は、ウナギ2枚の方ですね。」と確認後「瓶ビールはキリンとアサヒがございますが、どちらになさいますか?」と尋ねられましたので、アサヒをお願いしました。
その際、「ビールはすぐにお持ちいたしましょうか?それとも、お料理とご一緒にお持ちいたしましょうか?」と尋ねられましたので、「お料理と一緒にお願いします」と伝えました。
その後、しばらく時間が経過しました。正確に計っていたわけではありませんが、体感では20分ほど待ったたように感じます。
ようやく、お料理とビールが運ばれてまいりました。
5,000円の料理であれば、お盆一つには収まりきらないのではないかと予想しておりましたが、その予想に反して、すべてが一つのお盆に収まって提供されました。
お料理の内容は、野菜の煮物が揚げと小松菜、お造りはマグロとハマチでした。天ぷらは海老、ししとう、なす、そして写真には隠れてますが、白身魚の紫蘇巻きも含まれておりました。香の物は、蕪と水菜。お吸い物は、残念ながら肝吸いではなく、麩と三つ葉でした。
やはり、昨今の原材料価格の高騰が影響しているのか、どの料理も全体的に素材の大きさは小ぶりで、食べ応えにはやや物足りなさを感じました。
そんな中で、看板メニューであるうな丼は、関東風の調理法と思われ、蒸しの工程が加えられており、ふっくらとした柔らかさが印象的でした。タレの香ばしさと相まって、ご飯との相性も抜群で、思わず箸が進みました。
以前、テレビである鰻専門店のご主人が「多くの方が山椒を鰻の上から全体に振りかけてしまうが、それでは山椒の風味が勝ってしまい、鰻本来の味が分からなくなる。山椒は寿司の山葵と同じように、鰻とご飯の間に挟むように使うのが美味しい食べ方です」とお話しされていたのを思い出しました。その言葉を思い出し、今回はそのようにして山椒を使ってみました。気になる方は、お試しください。
かかった費用 6490円
評価 ★★★3.4(5点満点)
店名:大阪竹葉亭あべのハルカスダイニング店
住所:大阪府大阪市阿倍野区阿倍野筋1-1-43 あべのハルカス近鉄本店 14F
電話番号:050-5595-9666
営業時間:11:00 - 22:00
定休日: ハルカスに準ずる
来店の際は、事前に確認お願いします。





