~吾々はとかく馬になりたがるが、牛には中々なり切れないです~ | 人生にキッカケを与えるメンタルコーチング 認知科学に基づくマインドデザインの秘訣

人生にキッカケを与えるメンタルコーチング 認知科学に基づくマインドデザインの秘訣

ネガティブやモヤモヤを解消することで、心の豊かさや創造性を生み出すマインドデザインを提唱。本来のあなたの持つ魅力を引き出すための、マインドの使い方の秘訣をお伝えしています。

飽きっぽいところがあって
抽象度の高いテーマを
深掘りするのが苦手かもしれません、という
ご相談をいただくことがありました。

このように感じられるのは
ずっと考えていても
飽きないことが見えていないことにも
原因があるかもしれません。

「好きこそものの上手なれ」の言葉にもあるように
知識の深掘りや縁起の広がりも
最初に興味があるからこそ
知識欲や行動力も伴ってくるところもあります。

抽象度を高めたところで思考を生み出すには
あなたの持つ煩悩も活かすことから
目の前のスコトーマ(盲点)を外していく姿勢も大切です。

最短最速で答えだけ欲しい
結果がすぐに欲しい、という気持ちも大切ですが
短期的な視点だけで

大きな結果が得られることはないでしょう。

かつて同じように夏目漱石が
芥川龍之介に送った激励の手紙の中身にまつわる
エピソードをご紹介します。

(引用開始)
牛になる事はどうしても必要です。
吾々はとかく馬になりたがるが
牛には中々なり切れないです。

僕のような老猾なものでも
只今牛と馬とつがって
孕める事ある相の子位な程度のものです。

あせっては不可せん。
頭を悪くしては不可せん。
根気つくでお出でなさい。

世の中は根気の前に
頭を下げる事を知っていますが
火花の前には一瞬の記憶しか与えて呉れません。

うんうん死ぬ程押すのです。

それだけです。

決して相手を拵えて
それを押しちゃ不可ません。

相手はいくらでも後から後からと出て来ます。

そうして吾々を悩ませます。

牛は超然として押していくのです。

何かを押すかと聞くなら申します。

人間を押すのです。

文士を押すのではありません。

(引用終了)


牛歩主義と言われるくらいに
超然と押していくこと。

どうしても馬になりたがるところを
淡々と牛になって気持ちを押していくこと。

今年は丑年!というわけではありませんが
あれこれと手を広げて上手くいかないのであれば
今年は牛になりきる!と決めて
心象風景を持たせてみることです。

色々な人からアドバイスをもらうことが
必ずしもプラスになるとは限らない、というのも
ノウハウコレクターで終わらないためには
まずは地に足をつけていく姿勢が求められるところです。

前出:色々な人からアドバイスをもらうのは、良いこととは限らない!?
(参考記事はこちら

情報場にアクセスするときにも同じで
最初は勇気を持って

まずは一歩を踏み込む気持ちも大切ですね!




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