すごく、すごーく久しぶりにお店に来てくださったかたがいらっしゃいました。


名前が思い出せなくて・・・(後で判明できました)


お互いに御無沙汰したことを詫び、新年の挨拶をし、最近のことを話して。(難しいお話だったので、理解できなくてすみません・・・・)


唐突にその方が


「苦労は買ってでもしろ、と言いますが、私はつくづく最近、この年になってその事が身にしみて解るんです。」と仰った。


「あなたは、苦労されていますか?」


そう面と向かって聞かれて、うーん、と考えてしまった。


大変なことは沢山あるけれど、苦労はしてない。

というかきっと今まで回りに恵まれすぎて苦労なんてしたことない。


「苦労は・・・したことがないと思います」正直にそう言うと、その方はにっこりして「そうですか。それはぜひしてください」と笑った。


「苦労して苦労して、真っ暗な暗闇の中に見た光こそ、あなたがもっとも成長したりすることです。神様は暗闇だけ与えませんよ。あなたがこれからもし、暗くて深い闇の中にいたら目を凝らしじっと光のある方向を見てください。それは本当にかすかな光かもしれません、でも暗くなくては見えないものです。」


なんだか、深く考えてつい難しい顔をしてしまったようで、「いや、申し訳ない、久々に顔を出したのにこんなつまらない話をして」と言われてしまって、その話はおしまいになってしまった。

今思い返しても、すごく大事なことを言われたと思う。


暗くなくては見えないもの。


それはきっと、いつもすぐそばにあるものなんだろう。

当たり前にあってじゃんじゃん使って、見過ごしてしまう本当にささいなものごとなのだろう。


倍くらい年を重ねたかたに言われたこと、今ここに書いて大事にしようと思う。

またいつかお会いできたらそれまで苦労しておこう。


新しい年が明けて、色々なひとに出会えるという幸運。

色々な方から、お話を聞けるということ。


沢山の方がきてくださって、沢山の方とお話できて本当に幸せです。ありがとうございます。


そういえば「一緒に写真撮りましょう!」と声をかけてもらって、真ん中にいれてもらってお客様と撮ることがよくあるのですが、もしよかったらメールしてください。


私も、宝物にしたいので。(*´▽`*)


いつも来てくださった方が遠方へお引越しされて、最後に一緒に写真を撮った。


「さ、真ん中へ」


促されて真ん中へ入ったとき、そっとその方に触れた。

腕を組んでにっこり笑ったけれど、本当に寂しくて寂しくて、「お元気で。」の声が震えてしまった。


新しい土地へ、その笑顔のままでどうか頑張ってください。


別れたり出会ったり、お店をやるってすごいことなんだなあ。

いつきてくれても、美味しいものが出せる、元気になれるお店でありたいな。


いつも思うことを、いつもよりちょっと強く願った。