昨日の朝は騒音でなかなか眠れず、今日は寝るぞーって意気込んで帰ってきたのに、未だ一睡もせず六時半・・・


本を一冊読めてしまった。

ツリーハウス読んで祖母の話を思い出していた。

私の亡くなった祖母も、小さな赤子を抱えて船に乗った。一緒にいた見知らぬ若い母親が、充分な栄養がなく乳が出ず、祖母に子供茶碗にほんの少しのおにぎりくらいのごはんを食べさせ、うちの子にも乳をやって欲しいと頼まれたこと。思う存分乳が出たかどうか分らないが、えらく感謝されたこと・・・


祖母の赤ちゃんは、残念ながら病気にかかって帰ってこられず、本当に切ない思いをしたこと。祖母がよく手を合わせていたちいさな位牌はふたつ、眠った赤ちゃんのままの遺影とともに佇んでいた。


ここまで考えて四時半、体が疲れているのに一向に眠れない。ヒデさんは豪快な鼾をかいてさらに眠れず、何回もトイレに起きた。


あきらめて読書灯をつけ、もう一つの本を手に取る。寄りかかっていたサララが眩しそうに目を細めて、ぐるりと回って背を向けた。

半分くらい読んで睡眠はあきらめて本を閉じ、下に降りて洗濯。干すのがめんどくさいけれど、とりあえずやっておこう。

前に同じように働いて、専業主婦じゃないのに私だけ家事やるのっておかしい、と喧嘩になったことがあって、それ以来たまにヒデさんも手伝ってくれるんだけど、なんでしょうね、あの重たい感じ。やらなければいけないことを誰かにやらせてしまったという罪悪感、ないですか?私だけですか?


とりあえず、洗い物も私がやるから、と言い放ち洗濯物を干しにいく。ベランダから見る空は青くて、まだ風が冷たい。でも清々しい、新鮮な空気を肺一杯に吸い込んだ。


ここまで書いて、六時半。そろそろ娘たちを起こして朝ごはん。

あー、今度こそ眠れますように。