エジプト文明は、大きく分けて
古王国時代、中王国時代、新王国時代の三つである。
ちょうどピグのタイムトラベルで行ける
エジプトはこのあたりの時代だ。
まず、王はファラオと呼ばれ、神とされて
絶大な権力をふるって人々を支配していた。
国土の全てをファラオが領有し、
ごく一部の神官や役人には領土が与えられたが、
ほとんどが下級の農民で、彼らは
無償の労働が課せられた。
しかし中には自ら望んで労働を捧げた人もいたらしい。
古王国時代(前27世紀~前22世紀)
都はナイル川下流のメンフィス。
ピラミッド時代とも呼ばれて、
三大ピラミッドが建設された時代。
ファラオの権力のすごさが表れている。
中王国時代(前21世紀~前18世紀)
都はナイル川中流のテーベ。
シリアから侵入した遊牧民の
ヒクソスに倒された。
新王国時代(前16世紀~前11世紀)
ヒクソスの侵入によって一時混乱したが、
トトメス3世がガンバってなんとかヒクソスは
追い出し、新王国時代となった。
そしてシリアまで進出して、エジプトの領土は最大になった。
アメンホテプ4世が都をテーベからテル=エル=アマルナに移し、
それまでの多神教に対して太陽神アトンを信仰する
一神教を強制した。
当時のエジプト人は、人は死んでも生き返ると信じていて、
ミイラや『死者の書』を作った。
死者の書は、死んだ後、冥界の王のオシリスに
生前の事を話す時の注意事項などを記した
いわゆるマニュアルのようなものだ。
また、この時代にはアマルナ美術という写実的な
美術様式がおこった。
文字はヒエログリフとも呼ばれる神聖文字と、
それを簡略化した神官文字、
それをさらに簡略化した民用文字が用いられた。
これらは、1799年にナポレオンのエジプト遠征中に
発見されたロゼッタ=ストーンに書かれている。
そしてこれをもとにして言語学者のシャンポリオンが
神聖文字を解読した。