大きなご報告があります。
facebookの方では、先にご報告いたしましたが、来週にせまったレース。
UTMF（ウルトラトレイルマウントフジ）161km。
今朝、欠場することを決断。
左足ふくらはぎ筋断裂損傷。
エコー画像では、小さな小さなキズ。
歩いては痛みはなくても、走り出すと大きな痛み。
スタートラインにどうしても立ちたくて、筋損傷だとわかった10日前から今日まで、最善に出来ることを最大限に取り組んだ。
国内最高峰の161kmレース。
雪が残る東北地方。
年度末～新年度、怒涛の季節ではあるが、大きな挑戦に向けて、全力で挑んではいた。
未知の世界へのスタートラインに立ってみたかった。
UTMF161km。
昨年は、本務先行事ともかぶり、出走不可。
今年は、理解ある上司の大きな大きなGoサインがあり、スケジュール調整が上手くいき、お休みをいただくことが出来ていたのにも関わらず。。。
なおさら、悔しさは否めない。
今朝の朝練の最中に、あの場所 で、「どうする？」って自身に問いかけてみた。
ふくしまのパワースポット、あの場所 で。
今ランニング時に、思ったこと。
下記は、自己対話の内容。
故障と判明した、10日間の観察で、極力トレーニング量を落としたこともあり、痛みは和らいだ。
自然治癒力を引き出すために夜ランはなし。
とにかく、成長ホルモンを分泌させるために夜は極力走らずに早めに寝ることに専念。
でも、今現在、痛みはピーク時から和らいではいるが、痛みアリ。
でも、、、いい意味の回復系の痛みのような気もするね。
そんな気がするんだよホントに。
筋繊維が修復されて、繊維が強くなったために、損傷の痛みじゃなくて、筋繊維が突っ張って痛みって感じが。
でも、損傷系の痛みかなって感じもする。やっぱ、ちょっと痛いんだよねぇ。。
我慢しても走れちゃうかもしれないよね。
どうする？
でも、161kmだぞ。
でも、161km我慢できちゃうイメージも浮かぶよね。
うん浮かぶ。
でも、走り切ったはいいが、そのあとのイメージは出来る？
ごめん。正直、できない、、、真っ暗。
それって大丈夫？
ガッツくん（mafu）今回の挑戦は辞めようか！
ごまかせる距離じゃないよ。
我慢する気持ちも、人を成長させるんじゃない！？
そんな会話がなされた午前五時。
スポーツ活動に限らず、いつも進むべき方向に迷った時に自身に問いかけるフレーズがある。
「やろうとしていることに、楽しいことがイメージできる？」
今回はどう？
「ヤバいんじゃない！？って気持ちははない！？」
挑戦する勇気と、辞める勇気どちらも莫大なエネルギー。
今回の問いかけに対する深層心理は、楽しいイメージより、負（恐怖）のイメージの方が大きかった。
この１０日間ものすごい時間をすごした。
あっ！故障だと分かった10日間。
３４年間で、過ごしたことが無い、ものすごい時間。
研ぎ澄ました、身体との対話。
アルコールと言う、覚醒空間も経ち。
家庭、子育て、仕事、トレイルラニングにすべて全力で生きていることを実感した。
全部全力疾走。全身全霊。
ある意味、幼稚だとも自身を思った。
けど、嬉しかった。
この自己対話を繰り返した、１０日間は大きかった。
あの学生時代 から変わらず熱く生きている自分に、可能性を感じた。
進歩がないんじゃなくて、自身を見失っていない。
変わることも大事だけど、変わらないjことも大事。
ガッツを感じた。
「ガッツ」と言う、あだ名をつけてくれた大好きな人生の先輩 である二人の偉大な先輩の顔が浮かんだ。
「走」の原点が見えれば、可能性が広がる。
ガッツがあればなんでもできる。
今朝、、、
「今回は、我慢しような。」
「今回は、辞めとこうな。」
そう、自身に問いかけた瞬間。
そう思った瞬間、涙が流れだした。
止めようと思っても止まらない涙が流れた。
その男３４歳。まだまだ熱い。
熱すぎる。と自負（笑）
気持ちは、2014年へ始動☆
+山と魂+ mafu
職場の陰ながら支えになってくれている、一番弟子のかわいい女の子の後輩が、雨に濡れても大丈夫なようにと、、、（秘）（笑）、ルート図をラミネートしてくれてました(´▽｀)
この地図を手にし161km！
出走はいたしませんが、海外国内チームメートの仲間たちを全力で支える形で、UTMFに参戦いたします。
チームSALOMON☆
海外、国内のSALOMONアスリートを全身全霊で、サポートします！！！
私にとって、UTMFは、これで、終わりではなく、スタートでもあります。
UTMF2014へ向けて。